Saturday, December 4, 2021

【速報中】福岡国際マラソン 最終盤へ、細谷恭平や高久龍が先頭争い - 朝日新聞デジタル

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【動画】最後の福岡国際マラソン=松井充撮影

 第75回福岡国際マラソン(朝日新聞社など主催)は5日、福岡市平和台陸上競技場発着で争われ、マイケル・ギザエ(スズキ)が2時間7分51秒で初優勝した。細谷恭平(黒崎播磨)が2時間8分16秒で日本勢最上位の2位に入った。(タイムは速報値)

 ギザエは35キロ手前でペースを上げ、抜け出した。35キロ地点の通過タイムは1時間44分43秒。9秒遅れて追っていた細谷恭平との差を、その後も広げた。

 30キロ地点の通過タイムは1時間29分8秒。先頭を走ってきたペースメーカーが外れ、高久、ルンガル、ギザエの3人による先頭争いに。

 25キロ地点、先頭は1時間14分12秒で通過した。大会記録を上回るペースでレースを展開している。先頭集団は高久龍、細谷恭平、大塚祥平、定方俊樹ら、およそ10人に絞られた。

 中間地点、先頭集団の通過タイムは1時間2分41秒。その直前の20キロ付近で、先頭集団の後方を走っていた設楽悠太が突然、走るのをやめた。

 国内外のトップ選手が集い、多くの名勝負が生まれたこの大会は、今回が最後の開催。「日本マラソンの父」と言われる金栗四三氏の功績をたたえ、1947年に「金栗賞朝日マラソン」として熊本でスタート。59年から現行の福岡開催が定着した。67年と81年に世界最高記録がうまれるなど、世界的なレースへと成長した。

 今大会には元日本記録保持者の設楽、今年のびわ湖で日本歴代6位の記録を出した細谷、12回目の出場となる川内らがエントリー。今年もコロナ禍で海外招待選手がいない中、自己ベストが2時間6分台の選手が4人、2時間7分台も5人と、好記録を持つ日本選手が集結した。

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