動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。
2020.5.1 9:00
人間より大きなサメが泳ぐ
茨城県大洗町（おおあらいまち）にあるアクアワールド茨城県大洗水族館には５０種以上のサメがいる。日本一だ。
中でも「サメの海１」という水槽はすごい。体長２メートル以上はありそうな大きなサメが何匹（なんびき）もゆうゆうと行ったり来たり。
サメといえば、映画などで人もおそうというおそろしいイメージがある。「本当は何を食べるかという食性（しょくせい）もさまざまなんですよ」と担当の徳永幸太郎（こうたろう）さん。
大型の哺乳類（ほにゅうるい）まで食べる種もいるけれど、小魚を食べるサメ、プランクトンを食べるサメもいる。
「この水槽にいるのはシロワニ、クロヘリメジロザメ、ナースシャーク、レモンザメ、ドタブカの５種で、アジを食べています」
サメは世界に５００種以上。食べるものもちがうのに、サメと分類される共通点はなんですか？
「体の骨がやわらかい軟骨（なんこつ）魚類なんです。アジやサバなど、ふつうの魚類は骨がかたい硬骨（こうこつ）魚類です」。うろこの材質（ざいしつ）もちがい、サメのうろこは歯と同じエナメル質だ。
えさの時間は必ず２人で。１人が水槽の上からえさをやり、どのサメがどれぐらい食べたかをもう１人が水槽の前でチェックする。健康を守るためだ。１匹１匹、見分けがつくんですか？
「毎日見ていると、わかるようになります。顔を見ただけでわかりますよ」（文・写真、佐々木央）
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May 01, 2020 at 07:00AM
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（５３６）サメは何がサメなのか？ プランクトン食べる種も サメの海 - 47NEWS
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