「現代人は食べすぎ。免疫力の低下は『飽食』がもたらしていると言っても過言ではありません」 こう警鐘を鳴らすのは、『免疫力を高めてウイルスに勝つ食べ物、暮らし方』(新星出版社)などの著書がある石原結實(ゆうみ)医師(イシハラクリニック院長)だ。 「免疫とは血液中の白血球が細菌やウイルスを退治する力のこと。通常、白血球は血液中の栄養を食べて生きています。ヒトが空腹のときは栄養が不足していますので、白血球も空腹で細菌やウイルスに対する貪食(どんしょく)力が活発化しますが、我々が満腹のときは血液中の栄養をたくさん食べた白血球の貪食力は低下します」 3密(密閉、密集、密接)の回避、手洗いの励行などで一時的に疾病を抑え込めても、飽食習慣が変わらない限り、感染症が再度流行する可能性が高いという。 「マスク着用や手洗いだけでなく、この機に根本的に生活習慣を見直すことをお勧めします」 石原医師はそう話す。 特にお勧めは「朝だけ断食」だ。食べない代わりに、ニンジンリンゴジュースか、ショウガ紅茶を飲んで免疫力を上げる。昼は胃腸の負担にならないソバ。夜は腹八分目程度なら何を食べてもOKだ。 3食食べながら、その量を少しずつ減らすという方法もある。
「『おなかがすかないときは食べない』を習慣づけることです。空腹を感じたら、黒砂糖かハチミツをなめてみてください。血糖が上がり、脳の満腹中枢が反応するはずです」 それでも食べすぎた場合は、翌日の食事量を減らすか、1食分抜くのが良い。 睡眠にも気をつけたい。ウイルスやがん細胞を撃退する免疫細胞は、寝ているときに最も活性化する。 「理想は午前0時前に就寝し、7時間は眠ること。0時を越えると白血球の働きが鈍くなります」 運動することも重要だ。 「運動不足は、体内に脂肪・コレステロールや尿酸など栄養過剰物を増やす。これらがウイルスの好餌となり、感染症が発生する元になります。一方、運動をすると、筋肉細胞から出るマイオカインというホルモンが免疫細胞を活性化します。筋肉の70%は下半身にあり、下半身に特に効果的な運動がスクワット。壁に向かって腕立て伏せ、座りながら貧乏ゆすりなどもいい。簡単で確実な運動を毎日続けることが大切です」 (本誌・亀井洋志、松岡瑛理) ※週刊朝日 2020年9月4日号より抜粋
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August 28, 2020 at 03:00PM
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