天然痘(疱瘡(ほうそう))で亡くなった人の遺体を墓から掘り返して食べた――。宮城の説話に登場する「疱瘡婆(ほうそうばば)」。恐ろしくも謎に包まれた妖怪だが、当時の疫病に対する人々の恐怖心が垣間見え、新型コロナウイルスの感染拡大に戸惑う現代人にも通じるところがある。【滝沢一誠】
19世紀初め、七ケ浜の大須で天然痘が流行し、多くの人々が毎日のように亡くなった。そんな中、埋葬した遺体が次々と掘り返され、骨まで食い荒らされた。重い石を乗せても掘り返され、いつしか「疱瘡婆が天然痘をはやらせて、感染した死者を食べている」とうわさが立った。
疱瘡婆は村人の機転である日を境に姿を見せなくなったが、3年後に女性が「赤い顔色で白髪、身長1丈(約3メートル)の女を見たことがある」と打ち明けた。「あの死体を掘り返して食う妖怪に違いない。当時は恐ろしくなって気を失ってしまったが、今になってようやく話せた」
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August 30, 2020 at 04:03AM
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東北のアマビエたち:遺体を食べる「疱瘡婆」 疫病の恐れ垣間見る /宮城 - 毎日新聞
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