健康にいい食品として近年ますます注目されている「ヨーグルト」。味や形状だけでなく、乳酸菌や機能性の違いなど、製品の種類も実に豊富です。株式会社プラネット (https://www.planet-van.co.jp/)が、よく食べるヨーグルトの種類や食べる時間帯、食べ方のこだわりなどについて調査しています。ヨーグルトの効果的な食べ方について紐解いていきましょう。
■“腸活”にも“免活”にもヨーグルト! 健康効果はもちろん“おいしさ”も大事
まずは、ふだん食べているヨーグルトの形状タイプを聞きました。1位は、とろっとした「固形(半液状)タイプ」。今最もポピュラーなタイプでしょう。2位は近年人気の「ドリンクタイプ」で、約3割が回答。一方で、「完全固形タイプ(昔ながらのハードタイプ)」も意外に高く、2割を超えていました。今でもファンは多いんですね。
次に、どのような理由や目的で食べているのかを聞きました。やはり1位は「体・健康にいいから」。次いで、2位の「おいしいから・好きだから」も約6割に達し、味やおいしさも大事な要素だとわかります。性年代別では、「体・健康にいいから」は高齢層ほど、反対に「おいしいから・好きだから」は若年層ほど、高い傾向がありました。
続く3位は「免疫力アップのため」。ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境を整え、免疫力アップにつながると言われています。従来ヨーグルトは便秘対策の定番ですが、今回の調査では「便秘対策のため」より「免疫力アップのため」が上位に。男女別では、女性は「便秘対策のため」がわずかに上回っていますが、性年代別に見ると、女性も40代以上は「免疫力アップのため」が高いのです。新型コロナウイルスが流行し、免疫力を上げて感染を予防したい人が増えているようです。“腸活”だけでなく、“免活”もヨーグルトで! ヨーグルトの需要がより高まりそうです。
■“ほぼ毎日食べる”が約半数、女性はスイーツ代わりにも
ふだんヨーグルトを食べるという人に、飲食する頻度を聞きました。すると、半数に近い人が“ほぼ毎日”と回答。「1日に複数回」飲食している人も、5人に1人に上りました。性年代別では、年代が高いほど食べる頻度が高くなっています。男女ともに、70代以上では6割を超えました。高齢層ほど食べる頻度が高いのも健康効果を期待してのことでしょう。
さらに、いつどの食事時間にヨーグルトを飲食するかを聞いたところ、【固形(半液状)タイプ】のものは「朝食時・後」に、【ドリンクタイプ】のものは「おやつ・間食として」が最も高くなりました。またどちらの形状タイプでも、3位には「朝食として」がランクインしました。年代別では、「朝食として」は20代・30代で高く、高齢層では低くなっています。若年層ほど手軽な朝食代わりにヨーグルトを食べ、年代とともに、しっかり食事を取ったうえでの一品、またはデザートして飲食していることがわかります。
男女差に注目すると、どちらの形状でも「おやつ・間食として」が女性で大きく上回っているのが特徴的です。女性にとって、健康によくておいしいヨーグルトは罪悪感なく食べられ、スイーツ代わりになっているようです。
■トッピングの種類、男性は? 女性は?
ヨーグルトにはフルーツなどをトッピングして食べますか? それともそのまま味わいますか? 最も食べている人が多かった「プレーン・無糖」のヨーグルトについて聞いてみると、最も多かったのは「トッピングなし」。僅差で「はちみつ」が2位に並び、「ジャム」「バナナ」と続きました。「プレーン・無糖」タイプでも、3人に1人近くは何もトッピングせず、味もつけずに食べるんですね。男女別では特に男性で高く、女性を大きく上回っています。
一方、女性では順位が違います。1位「はちみつ」、2位「ジャム」、3位「バナナ」。「トッピングなし」は4位でした。性年代別に見ると、女性も70代以上では「トッピングなし」が高くなっています。しかし、「はちみつ」「ジャム」「バナナ」は中高齢層でもけっして低くはありません。食物繊維を含むフルーツ、またはちみつなどと一緒に摂取すると、乳酸菌の効果がより高まると言われます。女性は健康を意識してトッピングを選んでいますね。
■こだわりのトッピングで健康効果を実感する人も
そこで、ヨーグルト選びでこだわることや重視することを聞いてみると、1位に「価格の安さ」、2位に「乳酸菌の種類」、3位に「ビフィズス菌入り」がランクイン。期待できる効果をしっかりチェックして、選んでいるんですね。
最後に、好きなヨーグルトやこだわりの食べ方を自由に教えてもらいました。免疫力アップを期待し、新型コロナウイルス対策のために食べている人もいました。腸活やインフルエンザ対策として継続し、実際に効果を実感している人の声は説得力がありますね。
《 お気に入りのヨーグルト、食べ方のこだわり 》
【トッピングいろいろ】
● うずら豆を炊いておいて、朝食後にスプーン3杯のヨーグルトに混ぜて食べる。甘いうずら豆とヨーグルトの酸味がマッチしておいしい。
(女性・70代以上)【継続は力なり!…腸活に、インフルエンザ予防に】
● 毎日食べている。インフルエンザに効果があるとのことで、5年以上続けている。以前は毎冬、初夏にもかぜをひいていたが、ここ5年間、まったくかぜひかず!(男性・60代)【免疫力アップで、新型コロナ対策にも】
● 新型コロナウイルスがはやってきてから、夜にヨーグルトを食べるようにしている。夜に食べたほうが免疫力がつくとネットで見たから。
(女性・20代)
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いかがでしたか? それぞれに様々な工夫をしてヨーグルトを摂取しているようです。こちらの記事を一つのご参考に、健康なヨーグルトの食べ方を模索してみてください。
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「ヨーグルト」に関する意識調査を実施。
期間:2020年4月21日~24日、インターネットで4,000人から回答を得ています。
"食べる" - Google ニュース
May 18, 2020 at 04:00AM
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