また、フィンランド語の「ポロンクセマ」は、トナカイが休憩せず疲れずに移動できる距離のこと。そして、アラビア語の「グルファ」は、片方の手のひらに乗せられるだけの水の量を指すという(エラ・フランシス・サンダース著「翻訳できない世界のことば」)。
なんとも大ざっぱである。バナナを食べる時間も、手のひらに乗せられる水の量も、トナカイの疲れ具合も個人・個体によってさまざまだろう。ただ、いずれも、その国や地域の生活文化が背景にあるわけで、それらの言葉が使われる場面などを想像するとなかなか楽しい。
さて、この「尺度」はどうか。「コロナ禍の収束に、ある程度の見通しがつくまでの時間」。初めて緊急事態が宣言された4月7日に、安倍首相は「接触機会の7~8割減で、2週間後に感染者数は減少に転じる」と訴えた。だが、状況は厳しく当初の期限を前に4日、さらに25日間の延長が決まった。
苦しいが現状を見るとやむを得まい。本県では、休業要請していた店の営業再開が11日から可能になるなど、一定の緩和がなされる。ここからが新たな正念場。気を引き締めたまま日常の回復を図っていきたい。収束までの「尺」がこれ以上伸びないように。
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May 06, 2020 at 06:03AM
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