本気で実践する災害食
防災備蓄を生かして最盛期を乗り切る
甲南女子大学/ 名誉教授
奥田 和子
専門は災害食危機管理、食生活デザイン論。福岡県生まれ。広島大学教育学部卒業後、甲南女子大学教授のほか、米国カリフォルニア大学バークレー校栄養学科客員研究員、英国ジョーンモアーズ大学食物栄養学科客員研究員などを歴任。現在は甲南女子大学名誉教授のほか、日本災害食学会顧問、防災安全協会顧問、NPOボランティアネットワークNANDA理事を務める。主な著書は『現代食生活論』(講談社)、『震災下の食 神戸からの提言』(NHK出版)、『働く人の災害食 神戸からの伝言』(編集工房ノア)、『和食ルネッサンス』(同時代社)、『箸の作法』(同時代社)、『本気で取り組む災害食 個人備蓄のすすめと共助・公助のあり方』(同時代社)など。
企業にお勤めの方は、もし新型肺炎がさらに広がり最盛期を迎えたら「昼食をどこで食べようか」と心配していませんか? 今回は、食事をする際の感染リスクについて考えてみましょう。
さて、現在のあなたはどれに該当しますか?
1. 社員食堂で好みの料理をとり食べる
2. 外食店に出かけて食べる
3. 出前弁当などを注文し職場で食べる
4. 外で買ってきたものを職場に持ち帰って食べる
1.「社内食堂で食べる」は多くの場合、残念ながら食堂は閉鎖になります。社員が集まって食べる行為は濃厚接触の機会を増やし、感染を促がすので好ましくありません。
2.「外食店に出かけて食べる」場合、多くの店が閉店状態になる可能性があります。武漢市の映像を見れば分かりますよね。街へ出て食べ物を購入、あるいは外食店に入って食べるのは、ほほ不可能なようです。日本でも同じ状況になるか分かりませんが、衛生上の問題だけではなく、店では、従業員が新型肺炎にかかり、働き手が不足することが懸念されます。おまけに食材、特に生鮮食料品の入手が困難な状況になるでしょう。
3.「出前」はやっていない可能性が大きいですが、やっていたとしても需要が高まり、なかなか注文しても届かない状況になることが考えられます。
4.「外で買ってきたものを職場に持ち帰って食べる」のはどうでしょう? 自分が持参した弁当を自分のテーブルでひとりで食べるのはOKです。その場合でも容器などはアルコールティッシュで拭いた方がいいかもしれません。仲良く他の社員と一緒に食べるのは要注意です。
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