こんにちは。麺類大好きフリーライターの沢木毅彦です。
前回は巣ごもり生活にピッタリな袋めんの簡単アレンジレシピを紹介させてもらいました。
今回は、これからの暑い季節にピッタリの「冷やしぶっかけ蕎麦」です。
簡単+安い+おいしいのでおすすめです。
月曜から金曜まで、毎日食べても飽きないような5品を作ってみました。
使用するのは、どこのスーパーにでも売っている乾麺の蕎麦1束。
それとチューブの柚子コショウ。これを濃縮タイプの麺つゆに入れて溶かし、蕎麦にぶっかけます。
専門店でいただく本格的なざる蕎麦、かけ蕎麦などの冷たい蕎麦はワサビが一番ですよね。でも、自宅で安価な乾麺をゆでて作る冷やし蕎麦は、どんな具材でも柚子コショウが合うのですよ。
ツナ缶ぶっかけ蕎麦
ツナ缶と日本蕎麦ってむちゃくちゃ合うんですよね。
材料
- 乾麺の蕎麦 1束
- 柚子コショウ(チューブ) 8センチ分
- 麺つゆ(3倍濃縮) 20ml
- 水(麺つゆ希釈用) 80ml
- ツナ缶 1個
- 食べるラー油 適量
- 長ねぎ 適量
作り方
まずは基本のプロセスです。
1.乾麺の蕎麦を規定の時間どおり、ゆで始めます。
2.その間に、かけつゆを作ります。事前に麺つゆを薄める希釈用の水を冷蔵庫で冷やしておくといいでしょう。
蕎麦にけっこうな量の水分が残っているので、麺つゆの「かけそば」用よりやや濃いめに作ります。今回は3倍濃縮を使い、つゆ1:水4で作りました。100mlもあればじゅうぶんです。
3.そしてチューブの柚子コショウ。ふた搾りくらいをかけつゆに投入して混ぜます。自分の好みの量を正確に測ってみたらだいたい8センチ分でした。
4.ゆで上がった蕎麦を流水で洗います。水気を切って皿に盛り、そこへ、すぐさま柚子コショウを溶いたつゆを回しかけます。
以上、1~4のプロセスは、最後に紹介する「ニラ&キムチぶっかけ蕎麦」以外のレシピに共通します。
長ねぎ、ツナ缶、食べるラー油の順にトッピングして完成。ツナ缶は油を軽く切ってのせます。
これは本当に大好物で、季節を問わずに作って食べています。
ラー油は普通の液状のものを使うことが多いです。しかし今回、「麻」と「辣(ラー)」の効いた具入りのものを試したところ、ツナの淡白なうまみに刺激的な麻辣味が実にマッチし、うまさは悶絶レベルにまでアップしました。しばらくは病みつきになりそうです。お試しを。
大根おろし&天かすぶっかけ蕎麦
高カロリーで値段も張るかき揚げではなく、天かすがベスト。
蕎麦+柚子コショウ+麺つゆですでに「完成品」なので、この風味を殺さないシンプルなトッピングがいいんです。
材料
- 乾麺の蕎麦 1束
- 柚子コショウ(チューブ) 8センチ分
- 麺つゆ(3倍濃縮) 20ml
- 水(麺つゆ希釈用) 80ml
- 大根おろし 大根約3センチ分
- 天かす 大さじ2〜3
- 長ねぎ 適量
- 刻み海苔 適量
- 醤油 適量
作り方
写真のように大根おろし、天かす、長ねぎ、刻み海苔をトッピングして完成です。
大根おろしと天かすの相性がまた抜群。
水分の多い大根おろしは醤油を少々かけておくか、蕎麦のかけつゆを濃いめに作るなどして味を微調整すればいいでしょう。
僕は大根おろしの汁も好きなので全部投入します。ちょっとずつふやけていく天かすと共に、お茶漬けのようにサラサラとあっという間に完食。大根おろし&天かすぶっかけ蕎麦はもはや飲み物という感じです。
オクラ入りとろろぶっかけ蕎麦
長芋をすり下ろしたとろろは、冷やし蕎麦の具の大将格と言えるでしょう。
材料
- 乾麺の蕎麦 1束
- 柚子コショウ(チューブ) 8センチ分
- 麺つゆ(3倍濃縮) 20ml
- 水(麺つゆ希釈用) 80ml
- とろろ 標準サイズの長芋6〜7センチ分
- オクラ 2本
- 長ねぎ 適量
- 刻み海苔 適量
- 粉末のいりこダシ 適量
作り方
長芋をすり下ろします。
すり下ろした長芋のとろろは、そのまま使ってもいいですが、僕は粉末のいりこダシ少々を混ぜ込みます。これが風味アップとなっておいしいんですよ。
オクラの下処理は、ヘタを切り落としてレンジ(500W)で50秒チン。お湯をわかしてゆでるより楽ちんです。
写真のように、いりこダシ入りとろろ、長ねぎ、オクラ、刻み海苔の順にトッピングして完成です。オクラの刻み方はお好みでどうぞ。
オクラの青くささとネバネバが、とろろのネバネバに絡み、柚子コショウの効いたつゆと絡んでたまりません。あっさりした食べ応え、かつスタミナを得られる気分がして、暑さでバテがちの真夏には身体がこれを求めてしまいます。
卵納豆ぶっかけ蕎麦
ごはんに合う生卵×納豆は、蕎麦との相性もバッチシ。
材料
- 乾麺の蕎麦 1束
- 柚子コショウ(チューブ) 8センチ分
- 麺つゆ(3倍濃縮) 20ml
- 水(麺つゆ希釈用) 80ml
- 生卵 1個
- 納豆 1パック
- かつおぶし 大さじ1〜2
- 長ねぎ 適量
作り方
生卵と納豆とかつおぶしはあらかじめ器で混ぜておきます。納豆に付いているタレやからしは使ってもいいですが、何も味付けしなくてもじゅうぶん。味付けにおいて、かつおぶしが実にいい仕事をしてくれますから。
ドバッと混ぜ合わせた生卵と納豆とかつおぶしをぶっかけ、上に長ねぎをちらします。
納豆のネバネバ+生卵のトロリ感+かつおぶしの風味。単独ではバイプレイヤーな3品が混然一体となって、最強の合体ロボに変身したかのごときうまさです。隙なき布陣と言いきりましょう。
必ず鉢の底に残ってしまう納豆が厄介ですが、粒をズルズルすすりながらクールダウンしていると、すべての具材の味わいが過不足なく活かされた逸品だなぁと、充足を得られるはずです。
ニラ&キムチぶっかけ蕎麦
暑い季節に欠かせないニラはキムチとの相性が抜群。和風テイストが続いたので、ここで韓国寄りアレンジでいきましょう。
材料
- 乾麺の蕎麦 1束
- 柚子コショウ(チューブ) 8センチ分
- 麺つゆ(3倍濃縮) 20ml
- 水(麺つゆ希釈用) 80ml
- ニラ 1束の3分の1くらい
- キムチ 適量
- ゴマ油 大さじ1
- 半熟ゆで卵 1個
- 長ねぎ 適量
作り方
最初に紹介したプロセス1で、蕎麦がゆで上がる1分くらい前にニラを投入。一緒にゆでて、蕎麦と一緒に水にさらします。
ニラ、キムチ、半熟ゆで卵、長ねぎをトッピングして、最後にゴマ油を回しかけます。
ゴマ油がうまさアップの決め手です。
しかし、何げない飾りにも映る半熟ゆで卵こそが、もう1人の主役なんです。キムチとニラと蕎麦を口に運んでは、ゆで卵をちょっとずつかじる。これのくり返し。僕はケチケチ少しずつゆで卵を食べ進めますが、これがもし「ゆで卵食べ放題」のお店なら、もう1個いっちゃうこと必至。それくらいニラキムチ+半熟ゆで卵って合うんです!
以上。今回紹介した具材は安くて入手しやすいものばかり。
ほかにキュウリ、大葉、ミョウガ、なめ茸などもあれば冷やしぶっかけ蕎麦の大きな戦力になりますよね。
でも薬味に関しては、柚子コショウ入りかけつゆがあれば、長ねぎだけでじゅうぶんです。蕎麦粉よりも小麦粉を多く使った市販の乾麺は、こんなチープなトッピングで食べるのが最も味わい深いんですよ。
まだまだアレンジは数限りなくある冷やしぶっかけ蕎麦。
この夏も、さらに新たな組み合わせを見つけたいと思います。
書いた人:沢木毅彦
インタビュー、映像作品レビュー、企業取材、配信サイトの番組紹介などをやっているライター。居酒屋でスマホいじりながらの一人飲みが最大の贅沢。食事は自炊派で、作るのが簡単な麺類を愛好。米のごはんは週1回程度でOK。その際は納豆か卵は必須。外食ならラーメンは天下一品のこってり、カレーはcoco壱番屋の10辛。激辛好き。巨人ファン。
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July 08, 2020 at 05:30AM
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