7月20日、東京・広尾に複合施設「EAT PLAY WORKS」がオープンする。この施設は「食べて・遊んで・仕事して」をコンセプトにしており、新しい時代のビジネスパーソンたちに、ヒト/モノ/コトとの出会いや繋がりを提供する場になることを想定していきたいという
EAT PLAY WORKSは6つのフロアを通じて、このコンセプトを実現している。1階と2階は17店舗が集うレストランフロア「THE RESTAURANT」、3階から6階は「EAT PLAY WORKS」メンバーとそのゲストのみが使用できるフロアだ。仕事のできる空間として機能しながら、自由に時間を過ごすこともできる「メンバーズラウンジ」(3、4階)と、3名から賃貸可能な「プライベートオフィス」(5、6階)で構成されている。
オープンに先駆けて、GQのデジタル・エディター、リー・ウィンサムがEAT PLAY WORKSを取材した。そこで発見した魅力をたっぷりと紹介しよう!
ハイエンド横丁!?
1階と2階は17軒のレストランが集結した“食”のフロア。予約困難店の新業態をはじめ、海外の人気店の日本初上陸、地方の有名店の東京進出など、話題性たっぷりのレストランが揃う。ここでは、注目すべき3軒をピックアップ。
目玉は、日本初上陸店の米・ニューヨーク発のメキシコ料理店「OXOMOCO(オショモコ)」だ。オショモコはオープンしてわずか5カ月でミシュラン1つ星を獲得したブルックリンの名店。素材の組み合わせが面白い革新的なメキシカンにぜひトライしてほしい。国内の人気店ならば、東京・外苑前にあるベトナミーズ「Ăn Đi (アンディ)」のカジュアル版「 Ăn Cơm(アンコム)」がおすすめ。アンコムでは、モダン・ベトナミーズと日本酒のペアリングという新しい体験を提案する。最後は、スペインの3つ星レストラン「サンパウ」出身のシェフ、ジェローム・キルボフが手がけるスパニッシュガストロノミー「Gracia(グラシア)」。彼のエネルギッシュなスペイン料理をここで堪能しよう。
オショモコの定番料理「ポヨ ア ラ ブラザ」。ジューシーなローストチキンに黒いんげん豆のペースト、トマトピューレと野菜ストックで炊いたバスマティライスを組み合わせたエキゾチックな一品。
THE RESTAURANTの2フロアとも、横丁のようにレストランが隣接するようにアレンジされている。ほとんどがカウンター席なので、ひとりでも気軽に寄ることができそうだ。横丁のにいる感覚で“バル・ホッピング”をしてみては?
グラシアはスペインの3つ星レストラン「サンパウ」出身のシェフ、ジェローム・キルボフが手がけるガストロバー
グラシアのシグネチャー・ディッシュ「ARROZ CREMOSO DE AMABA ROJA」。スペインの漁師めしに由来するという。
快適にワーク、楽しくプレイ
“ここで仕事したい!”と、4階のメンバーズラウンジに入ったとたんに思った。このフロアは会員専用のスペースで、仕事&リラックスの場所として使われる。ベルベット地のソファに木とグラスを使った家具、無垢材のフローリング、目に優しい緑の植物……それらをソフトなライティングが照らし出し、ぬくもりのある空間になっている。昼間はここで仕事をして、夜はここで食事をしたり、友人とハングアウトしたりして、くつろいだ時間を過ごしたい。
最後は“PLAY”に注目しよう。この施設が提案する“遊び”とは、心を整えるウェルネスに特化したプログラムのことだ。マインドフルネスやメディテーションの世界的指導者、ニーマル・ラージ・ギャワリ氏による「suwaru マインドフルネス瞑想」の講座が毎日開催され、EAT PLAY WORKSの会員は無料で参加できる。また、サウンドセラピストのHIKO KONAMI氏によるサウンドバス(音浴)も定期的に開催されるそうだ。
4階には会議室として使える部屋がふたつある
4階のメンバーズラウンジには広々とした開放的なテラスがついている
“ONLY ONE”を作りたい!
EAT PLAY WORKSの全フロアを見たあと、ここを手かげたキーパーソン、井上盛夫氏に話を訊いた。EAT PLAY WORKSをプロデュースするソルト・グループの代表を務める井上氏は、海外の会員制クラブやコワーキングスペースなどを運営する会社とのプロジェクト経験をいかして、“クリエイティブな魂”をもつ人々のためにEAT PLAY WORKSを作ったのだという。
「ニューヨークなどにあるメンバーズクラブをいろいろと参考にしましたけど、彼らに足りないのはなにかと考えたときに、“胃袋を掴まえられていない”ところだと思いました。食が充実しているメンバーズクラブはほぼ皆無で、メンバーズクラブのなかにレストランが1軒だけ、というところが多いんです。僕はずっと食のビジネスをやってきたので、自分の得意分野をEAT PLAY WORKSに取り入れたら、世界でひとつしかない“ONLY ONE”のメンバーズクラブができるんじゃないかなと思いました」。
食のビジネス以外に、井上氏は森林を開発するビジネスも行っており、EAT PLAY WORKSを“都会と森”の橋渡し役にしたいと話す。
「日本は国土の約70%が森林なんですよ。ここを拠点にして、自然豊かな森を都会の人々に繋げていけないかと考えました。メディテーションや焚き火など、森での遊び方をもっとたくさんの人に知ってほしいんです。日本人は仕事をするのが得意ですけど、もっとライフスタイル自体を楽しむべきだと思うので、それができる環境を作ってあげたいですね」。
こうした井上氏の思いを具現化したのが、EAT PLAY WORKSの会員向けプログラムだ。東京だけにとどまらず、千葉県にあるグランピング施設「TOKYO CLASSIC CAMP」ではEAT PLAY WORKS会員限定の利用枠が設けられるほか、長野県で森の再生活動を展開する「C.W.ニコル アファンの森」では会員限定の体験イベントも開催される予定。
広々とした3階のメンバーシップラウンジ
3階のバーカウンター。毎日午後5時から8時までのハッピーアワーは一部のアルコール・ドリンクが無料で提供される。
3階にあるメンバーズラウンジの会議室
5階のプライベートオフィスの一室
5階のプライベートオフィス。このフロアのテーマはスポーツ
音楽をインテリアのテーマにした6階のプライベートオフィス
EAT PLAY WORKS/THE RESTAURANT
東京都渋谷区広尾5-4-16
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Photos by Teppei Hoshida
Words by Winsome Li (GQ)
"食べる" - Google ニュース
July 20, 2020 at 06:00PM
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“食べる・遊ぶ・仕事する”を融合! 新施設「EAT PLAY WORKS」がオープン - GQ JAPAN
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