Thursday, November 30, 2023

レンコン食べる野鳥を特定、みえてきた効果的な対策 AI活用で共存:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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 正月料理に欠かせないレンコン。水辺の渡り鳥とともに、茨城県南部に広がる霞ケ浦周辺の冬の風物詩といえる。しかし、マガモなどにかじられたレンコンの被害だけでなく、それを防ぐ防鳥ネットで命を落とす鳥が多いことも問題になっている。近年は調査や研究が進み、AIを活用してそれぞれの被害を減らす試みが始まっている。

 9月ごろから翌年の3月ごろにかけて、全国のレンコンの約半分が茨城から出荷されるが、最近のマガモなどの食害による被害額は年間で3億円前後に及ぶ。レンコンはかじられて傷がつくと変色し、出荷できなくなる。

 食害を防ぐため、2002年ごろから防鳥ネットが県内でも広まった。ただ、防鳥ネットに絡まるなどして死ぬ野鳥が目立つようになり、「日本野鳥の会茨城県」が行った調査では、20年ごろまで年間約1千~2千羽が確認された。

 こうして、レンコンを守るか、野鳥を守るかをめぐって、論争が起こる事態に発展していた。

 ただ、マガモなどが夜間に泥…

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