Tuesday, October 31, 2023

摂食嚥下障害の若い世代に外食を ばりあふりーお食事会 - nhk.or.jp

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「摂食嚥下(えんげ)障害」という言葉をご存じでしょうか。
食べ物を噛んだり飲み込んだりする力が弱い状態のことをいいます。高齢者に多いと思われがちですが、心身の病気などで若い世代にもこの障害のため食事に課題を抱える人たちがいます。摂食嚥下障害の子どもたち、若い世代にも食べる喜びや家族そろって外食を楽しむ機会を提供したいとおよそ20年前から県内で開かれている食事会があります。新型コロナウイルスの影響で休止が続いていましたが、2023年10月、4年ぶりに開催されました。参加した家族や主催者の思いを取材しました。(新潟放送局 記者 藤井凱大)

 摂食嚥下障害の子どもを持つ家族の思い

富所俊恵さんと娘の成美さん

長岡市に住む富所俊恵さんと娘の成美さん(29)。
成美さんは生まれながらのてんかんと重度の脳性まひで噛んだり飲み込んだりする力が弱く、食べられるものには限りがあります。子どもの頃に誤嚥性肺炎を頻発し、手術を受けるまで口から食べられなくなったこともあったといいます。

母・富所俊恵さん

母・俊恵さん
噛んだり飲み込んだりということも半分はそのまま流れていくという状態なので、咀嚼をするということはちょっと難しいです。

成美さんはふだん、朝と夜は鼻のチューブから栄養や水分を補給する「経鼻経管栄養」ですが、
昼だけは少しでも食べる喜びを感じてほしいと口から食べるようにしています。
しかし噛まなくても食べられる形状にしなくてはなりません。

ミキサーにかける俊恵さん

取材した日の献立は家族が食べる炊き込みごはんを、成美さんのためにペースト状にしたものやシチューなど。家ではどうしてもレパートリーが限られるといいます。

俊恵さん
家でいろいろな食事を作るということは難しいのでだいたい2~3品で終わりです。

また、成美さんは自分で食べることができないため家族が一口一口スプーンで食事を口に運びます。母の俊恵さんは自分の食事については後回しにするか先に食べてしまうことが多く、家であっても家族でそろって食事するということは簡単ではありません。それが外食となるとなおさらです。

父・富所隆さん

父・隆さん
この子と一緒にレストランに行くということがないです。出てくるメニューの中でこの子が食べられそうなものを選んで食べさせるので年に本当に数回しかないし、最近はほとんどないです。

気兼ねなく娘と外食がしたい。
14年前に出会ったのが、摂食嚥下(えんげ)障害がある子どもたちとその家族のために県内で毎年開かれていた食事会でした。「ばりあふりーお食事会」という名で親しまれていたこの食事会では、摂食嚥下障害の人でも食べられるように調理されたホテルのコース料理が楽しめます。
俊恵さんは、成美さんもはじめての味に笑顔がこぼれていたとうれしそうに話していましたが、それも新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休止。家族での外食の機会も遠のいていたといいます。

こうしたなか、心待ちにしていた開催の案内が4年ぶりに届きました。
食事会の前日。俊恵さんは久しぶりの娘とそろっての外食に心を躍らせていました。

俊恵さん
すごく楽しみにしています。娘は甘いものが好きで、今回の食事会ではデザートが栗のモンブランだということなのでとても楽しみにしています。

4年ぶりの開催「ばりあふりーお食事会」

ホテルオークラ新潟

食事会当日。
会場には、おめかしをした成美さんと俊恵さんの姿がありました。

俊恵さん もう楽しみです。お天気も晴れたのでとっても楽しみにしています。

食事会に参加したのは、摂食嚥下障害がある3歳から30代までの17人とその家族。
提供されるのは食べやすいよう工夫されたフレンチのコース料理です。家族が食べる普通食とは別に、症状に応じて食感を残した後期食から液状の注入食まで4段階用意されました。

食事会のメニュー 舌で押しつぶせる固さの中期食

こちらは食感をなめらかにして舌で押しつぶせる固さの中期食です。
できる限り見た目をそろえ、家族で同じ料理を食べていると感じてもらえるよう仕上げています。

食事を見守る新潟大学 井上誠歯学部長

この「ばりあふりーお食事会」を主催するのは新潟大学の教授など。
もともとはおよそ20年前に特別支援学校の教諭が家族で外食をしたいという声に応え、新潟市の「ホテルオークラ新潟」にかけ合って実現しました。その後、新潟大学歯学部で摂食嚥下障害に取り組む教授などが参加して毎年開かれてきました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大の影響でやむなく休止に。このほど新潟大学で会を引き継ぎ4年ぶりの開催につながりました。

サーモンのマリネ 左・中期食 右・普通食

前菜はサーモンのマリネ。
成美さんが食べるのは中期食です。ペースト状にしたサーモンをゼラチンで一枚一枚固め、
付け合わせもムース状にするなど食べやすくしています。

自宅での取材では緊張からか表情が硬かった成美さんですが、前菜を一口食べると笑顔に。
その様子を見守る俊恵さんにも笑顔がこぼれました。

メインのハンバーグと牛肉の煮込み

メインはハンバーグと牛肉の煮込み。
参加した人たちに話を聞くと、肉料理は筋が硬く家で食べさせるのは難しいということでした。
ふだんなかなか食べられない料理に家族の食事も進んでいました。

また、食事会の工夫は料理だけではありません。
大学や特別支援学校のスタッフも参加して介助を手伝ってくれるのです。自分も食べたい時には介助のスタッフが食べさせてくれます。急変に備え医師も待機。家族も気兼ねなく食事を楽しめます。

食事会は、参加者がゆっくり食べることができるよう時間設定にも余裕を持たせています。
食事会も2時間をすぎたところで成美さんが大好きなデザートのモンブランが運ばれてきました。
久しぶりの外食で少し疲れた様子を見せていましたが、食べると再び笑顔がこぼれました。

4年ぶりに開かれた食事会は好評に終わり、参加した家族からは今後も続けてほしいという声が聞かれました。

参加した父親
ふだんはどうしても食べられるものは限られていますし、おしゃべりが好きで大きい声でしゃべっているというのもあるので、外食にまったくいかないわけではないですけど、行く機会は少ないかなと思います。こういうすばらしい会があることを知らなくて、きょうこの子の3歳の誕生日に参加させていただいて子どももおいしくいろんなものを食べることができたのでとってもいい思い出になったなと思います。

富所俊恵さん
大満足です。料理を口に入れるとにっこり笑顔が出たので、きっと娘も喜んで味わえたと思います。こういう機会はすごく親子ともにリフレッシュできますし、楽しく時間を過ごすことができて、やっぱりこれは続けてもらいたいなと本当に心から思いました。

クラウドファンディングで食事会の拡大へ

これまで20年近く続いてきたこの食事会の運営や資金は、これまでは新潟大学の教授や特別支援学校の教諭など有志がお金を出し合い、参加する家族の代金の一部を負担してきました。
また会場のホテルもコース料理の開発をボランティアで行ってくれていました。
新型コロナウイルスの影響で休止が続くなか今後どうしたらこの食事会を持続可能なものにできるのか。新潟大学が開催を引き継ぐにあたって、主催した井上誠教授は食事会を持続させていくために開催費用をクラウドファンディングで募ることにしました。食事に課題を抱える若い世代の人たちがいるということを多くの人に知ってもらうためです。

資金をクラウドファンディングで募集

その結果、全国の360人を超える人たちから目標の600万円を大幅に上回る820万円が寄せられました。これで当面5年分の開催資金は確保できたということです。それだけではなく井上教授は寄せられた資金を活用し会の拡大も進めようとしています。
いまは年に1回、新潟市での開催ですが、長岡市や上越市などそれぞれの場所でも開催できるようにレストランやホテルなどにかけあっていくということです。また、摂食嚥下障害の人たち向けの食事を作ることができる料理人の育成にも取り組んでいきたいとしています。

新潟大学 井上誠 歯学部長

新潟大学 井上歯学部長
食べるということは基本は栄養摂取がメインではありますけど、家族と一緒に食べる、夜景のきれいなレストランで食べる、あるいは家族と一緒に楽しい時を過ごすというのは人生にはなくてはならいイベントのひとつです。当然のように食事を楽しんで食べているということはふだん意識しないんですけど、実はそういう機会をまったく持たない子どもさんがいるということをまず知ってほしい。
今回4年ぶりに開催できて一同感動で胸がいっぱいで、これが年に1回というのはもったいないなと改めて思いました。今後は集まった資金でより多くのホテル、レストランでの開催ができればいいと思いますし、フレンチだけでなく日本食や中華料理のコースも作れるような場所も提供できたらなということも考えています。

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「EAT&LEADトークサロン-食べることから学ぶ、生きる力-」Season3開催:時事ドットコム - 時事通信ニュース

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[三菱地所プロパティマネジメント株式会社]

ゲスト・参加者が一体となり、食の未来のビジョン・あり方を共に考えるトークイベント

三菱地所株式会社は、当社が推進する食のプロジェクト「EAT&LEAD」の一環として、ゲストによるクロストークや、参加者との対話を深めるワークショップを行う、「EAT&LEADトークサロン-食べることから学ぶ、生きる力-」Season3を2023年11月・2024年2月(計2回)に開催します。

「EAT&LEAD」プロジェクトでは、人々においしさや感動を届けることで五感に語りかけ、一皿の裏側にある食の課題に取り組むシェフたちの仕事をリスペクトし、食の未来を切り拓くシェフやレストランと共に様々な食の活動を推進しています。

今回3期目を迎えるトークサロンのテーマは、レストランに必要とされる「求められる力」と「経営哲学」。2023年11月は『婦人画報』&『婦人画報デジタル』編集長・西原史さんと、国内外の多くのシェフたちと対話をし、飲食店のディレクションも手がけるフードディレクターの山口繭子さんを、そして2024年2月はオーナーシェフとして経営という視点でレストランを見つめ続ける奥野義幸さんと、料理人に愛されるお酢づくりを通じて社会課題解決にも取り組む「飯尾醸造」5代目飯尾彰浩さんをゲストにお迎えします。2回を通してファシリテーターを務めるのは、飲食業界のあり方を変え、料理人の活躍の場を広げることにも尽力される「unis」シェフの薬師神陸さん。本イベントでは、食従事者や丸の内のビジネスパーソンなどで構成される参加者と共に「食」の未来のビジョン・あり方を考え、ビジネスシーンに活かせるヒントを見出す時間を提供します。

 このトークサロンでは、創造力、共創力、ロジカル思考など、人々を感動させる一皿を生み出す「料理人」のクリエイション能力に着目し、企画を通じて、これからの食の未来について対話を重ねてきました。「EAT&LEAD」プロジェクトのパートナーシェフである薬師神陸さんをファシリテーターに迎え、各業界のトップランナーとして活躍し、それぞれ異なる視点を持つゲストとの対話から、食従事者やビジネスパーソンに明日を切り拓くアイディアに出会うきっかけを創出してきました。開催を重ね、次世代の食のシーンを牽引するシェフやレストランの方々ともネットワークされてきた今シーズンは、未来の食を担うレストランシーンに欠かせないテーマにフォーカスしていき、今後も三菱地所「EAT&LEAD」プロジェクトでは食を通じ、人々の相互の関わりを生み、より豊かな明日を創造していくことを目指します。
過去開催時の様子
「EAT&LEADトークサロン-食べることから学ぶ、生きる力-」Season3開催概要

<開催日時>
2023年11月28日(火)、2024年2月6日(火)各日15:00~17:00
<開催場所>
TOKYO TORCH 常盤橋タワー3階「MY Shokudo Hall & Kitchen」
<主催>
三菱地所株式会社
<参加費>
1,000円(税込)※大手町・丸の内・有楽町エリア就業者の方は参加費無料。各回軽食付き。
<参加方法>
要事前申込https://eatlead-talksalon-season3.peatix.com 
<定員>
各回先着30名
<WEBサイト>
https://shokumaru.jp/eat-and-lead/23287/
<過去のアーカイブ>
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSTw35igB6uPhsdkYwzV3QFtSunqhqv7g

「EAT&LEADトークサロン -食べることから学ぶ、生きる力-」 ファシリテータープロフィール
薬師神 陸(やくしじん りく)さん/【unis】chef

1988年、愛媛県出身。6歳で父を亡くし、働きに出ている母や幼い弟に料理をつくり始めたことが原点。宮大工の祖父がかつて料理人を目指していたことも影響し、高校卒業後は辻調理師専門学校へ。卒業後は同校のフランス料理講師に。2014年【SUGALABO】の立ち上げから参加、須賀洋介シェフの右腕として同店の人気を支えた。2020年にハレの日のためのレストラン【unis】をオープン。
トークテーマ詳細

<2023年11月28日(火)開催>
「メディアの視点から語る、愛されるレストランにあるもの、求められるもの 」 
コロナ禍を機に、私たちは食事の仕方も、集い方も変わりました。家で料理をつくり、集う楽しみ方を会得した人も多いでしょう。それでもなお、やっぱり私たちはレストランで食事をしたい。何を求めてレストランを予約するのか。予約の取れないレストランはいいレストラン? 果たして「愛されるレストラン」とは?
お客さまがレストランに求めるものも、楽しむスタイルも変わったのではないかという仮説のもと、『婦人画報』と『婦人画報デジタル』の編集長として、時代と共に変わりゆく食や文化を俯瞰の視点で見つめる西原史さんと、数多くのシェフたちと対話をし、国内外のさまざまな形態のレストランを訪れ、飲食店のディレクションも手がける山口繭子さんをお招きして、「レストランのいまとこれから」につながるヒントを見出す時間です。

西原 史(にしはら ふみ)さん/ 『婦人画報』『婦人画報デジタル』編集長

1976年生まれ。京都大学文学部卒業。幸せな気分・体験・時間をお届けするメディア運営がライフワーク。2003年の入社以来『婦人画報』編集部に在籍し、カルチャーおよびビューティ・ウェルネスを担当。2020年『美しいキモノ』『婦人画報デジタル』編集長と『婦人画報』副編集長の兼務を経て、2021年7月より現職。関西育ち、茶の湯を愛する二児の母。https://www.fujingaho.jp/


山口 繭子(やまぐち まゆこ)さん/フードディレクター
神戸市出身。『婦人画報』『ELLE gourmet』(共にハースト婦人画報社)編集部を経て、2019年に独立。両媒体で食や旅、ライフスタイルのジャンルに親しみ、退職後は同分野を中心にして取材執筆、ディレクション、コンサルティングで活動中。仕事も趣味も、食・酒・旅。ファインダイニングから角打ち居酒屋まで、食を挟んで人が交わる場を巡り歩く日々。https://note.com/mayukoyamaguchi/

<2024年2月6日(火)開催>
「コミュニケーション力から見るレストラン経営哲学 ~世代別プレイングオーナーたちと考える~」
時代の変化に合わせてリアルタイムに感度を磨き、市場に提案を投げかけるシェフたち。料理の仕方は学べても、経営の仕方はなかなか教わる機会がない。それでも、レストランを運営しながら、スタッフと向き合い、お客様と向き合い、素材と向き合いながら、自身のルーツや美意識を踏襲して表現を続けています。 
そこにはどんな葛藤があるのか? コミュニケーションにおける難しさはどこか? 目標はどこにあるのか?
オーナーシェフとして国内外でレストランを経営し、料理のみならず、経営という視点でレストランを見つめ続け、形にしてきた奥野義幸シェフと、京都・宮津で130年続く飯尾醸造の五代目として、様々な鮨職人やシェフたちと対話をし、自社のイタリアンレストランも展開する経営者でもある飯尾彰浩さんを迎え、食従事者や丸の内のビジネスパーソンと共に、経営のヒントや人生のゴール設定など、これからに活かせるヒントを見出す時間です。

奥野 義幸(おくの よしゆき)さん/ブリアンツァグループ オーナーシェフ

六本木ヒルズ「La Brianza」をはじめ、都内7店舗のブリアンツァグループの代表を務める。和歌山県出身。米国の大学で経営学を学び、会社員を経て、飲食業界へ。都内イタリアンレストランに勤めたのち、渡伊。イタリア8州で料理を学び帰国。2001年代官山「Ristorante la Brianza」を立ち上げ、2003年麻布十番へ移転後独立。その後、ブリアンツァグループを展開する。2021年には「BRIANZA TOKYO」を常盤橋タワー”TOKYO TORCH Terrace“にオープン。レストラン経営だけに留まらず、国内外のレストランコンサルティング、商品プロデュース等を手掛ける。今後、更にサステナブルやウェルネスをコンセプトとした取り組みにも力を入れていく予定。
https://la-brianza.com/ 

飯尾 彰浩(いいお あきひろ)さん/ 株式会社飯尾醸造5代目当主

2000年に東京農業大学大学院で醸造学を修めた後、米系大手飲料メーカーにてマーケティングや営業教育に従事。2004年に地元・宮津に戻り2012年から現職。 伝統的な製法を引き継ぎながらも「富士酢プレミアム」や「ピクル酢」といった新商品の開発、2017年には古民家を再生したイタリアンレストランacetoの開業など、社会性と経済性を両立した経営を実践する。他に、江戸前シャリ研究所の所長などを兼務。
https://www.iio-jozo.co.jp/ 
【EAT&LEADプロジェクトとは】


生産者・消費者・レストランが共に手を携え、人々が心身共に健康になれる社会づくりを目指し、2008年より「食」に関する様々な活動を行ってきた「食育丸の内」プロジェクトが、より一層、「食」を通じて一人ひとりの本来的な幸せと成長に向き合える場作りを“リード”し“伴走”をしていきたいという想いから、2021年6月より「EAT&LEAD」として再始動。「EAT&LEAD」詳細: https://shokumaru.jp/eat-and-lead/

企業プレスリリース詳細へ (2023/10/31-16:46)

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Monday, October 30, 2023

から揚げ、チーズたっぷりピザなんてもってのほか…食べれば食べるほど老化が進む「茶色い食べ物」を一挙紹介 『認知症にならない100まで生きる食事術』より #2 - PRESIDENT Online

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から揚げ、チーズたっぷりのピザなんてもってのほか…食べれば食べるほど老化が進む「茶色い食べ物」を一挙紹介(牧田 善二/文春新書) 『認知症にならない100まで生きる食事術』より #2

30歳、40歳だって他人事ではない…不治の病「認知症」になる人・なりづらい人の差〉から続く

「共通点は、どれもおいしそうな焼き色がついていることです」

現役医師が「食べれば食べほど老化が進む食べ物」を一挙紹介。糖尿病専門医の牧田善二氏の新刊『認知症にならない100まで生きる食事術』(文春新書)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む)

から揚げもハンバーグもNG……「老化が進む食べ物」とはいったい? ©getty

◆◆◆

体を老化させるのは「糖化」

「体を老化させるもの」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのはなんでしょうか?

アンチエイジング医学で、これまで注目されてきたのは「酸化」でした。「酸化」とはひと言で言えば「サビ」です。

体が鉄のようにサビるわけではありませんが、細胞が体内の「活性酸素」によって傷つけられて、老朽化していくことです。酸素は動物が生きていく上で絶対に不可欠のものですが、取り入れた酸素のうち2~3パーセントが活性酸素となって、体に害を及ぼすのです。

近年、酸化よりはるかに悪い影響を及ぼすものが他にあることがわかってきました。それが「糖化」です。これをひと言で言えば「コゲ」となります。タンパク質が糖質と結びついて劣化することです。

・酸化体の細胞がサビる
・糖化体の細胞がコゲる

この糖化によって体内で大量に作られている悪玉物質が、最近のアンチエイジング医学で注目されています。それが「AGE」という物質です。

AGEは、それ自体がとても怖いのですが、体内にどんどんたまり、全身のありとあらゆる場所に老化をはじめとして様々な害を引き起こします。

肌のシミはもちろんシワやタルミなどの目に見える老化だけではありません。がんや動脈硬化、骨粗鬆症、白内障、アルツハイマーなど、年齢とともに現れる病気も、AGEが大きな原因の一つなのです。

老化の最大の原因は、糖化によってできる体内のAGEだということをよく頭に入れておいてください。AGEこそは人類の最大の敵なのです。

AGEはこんがり焼き色がついたものに多い

AGEについてもう少し詳しく説明しておきます。

AGEは「終末糖化産物」と訳されるもので、ブドウ糖などがタンパク質と結合して生まれる物質の最終反応物です。とりわけ高熱が加われば、AGEは大量に生産されます。

最終反応物ですから、一度AGEになってしまうと、元のタンパク質とブドウ糖に戻ることはありません。

では、「タンパク質とブドウ糖が同時に加熱される」とはどういうものを指すのでしょうか。身近なものがすぐに思い浮かぶじゃありませんか。

から揚げ、トンカツ、照り焼きハンバーグ、パンケーキ、ピザ、お好み焼き、タコ焼き、焼きそば、焼き肉、焼き鳥、鰻の蒲焼き……。

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渋谷の老舗喫茶店で食べる「シンプルツナトースト」【ROOMIEのふつうごはん日記】 - roomie

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田口 モトキ

【10/21】珈琲店トップの「トーストセット」

・ツナトーストとブレンドコーヒー:1,130円(税込)

渋谷に負けそうなときに駆け込むオアシス

土曜日、用事のため昼過ぎから渋谷へ。勤めている会社のオフィスは神泉エリアにあるくせに、正直苦手な街です。改札を出た瞬間からあらゆるジャンルの飲食店の看板がわ~っと押し寄せてくる感じ、どうにも落ち着きません。

予定の時間にまだ余裕があったので、一息つきたくて「喫茶店トップ」へ。渋谷でちょっとした時間を潰したい場合はいつもここです。

注文したのはツナトーストのセット。シンプルなツナの味が前に出てくるスタンダードなもので、やや酸味のあるブレンドとの相性◎。

蒸したたらこを挟んだコッドローが名物だと思いますが、こちらも負けていませんよ。4切れをサッと平らげて、15分ほどでお店を出ました。

渋谷のパワーに負けそうなときについつい頼ってしまう、止まり木のような喫茶店です。

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毎日250キロのゴミをリサイクルする「プラスチックを食べる細菌」の未来 | 環境に猛スピードで適応する微生物たち - courrier.jp

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イベントの翌日、プラスチックゴミで溢れるスペイン・ガリシア州のビーチ Photo: M. Dylan / Getty Images

イベントの翌日、プラスチックゴミで溢れるスペイン・ガリシア州のビーチ Photo: M. Dylan / Getty Images

小田たちの発見は出発点にすぎない。人間自身が作り出したこの地球規模の環境災害を少しでも軽減したいなら、この細菌はもっと迅速かつ効率的に働く必要がある。

イデオネラ・サカイエンシスに関する最初の実験で、彼ら研究チームはこの細菌と一緒に長さ2センチ、重さ0.05グラムのプラスチックフィルムを試験管に入れ、室温で放置した。すると、細菌は約7週間でこの小さなプラスチックを分解した。

極めて印象的な結果ではあったが、プラスチック廃棄物に有意義な影響を与えるには、そのスピードはあまりにも遅すぎた。

幸い、この40年間で科学者たちは酵素の設計や操作に驚くほど習熟した。プラスチックの分解に関していえば、「イデオネラ酵素は進化のごく初期段階にあります」と、ポーツマス大学の分子生物物理学教授、アンディ・ピックフォードは述べる。

「イデオネラ酵素を進化へと導くことが、科学者たちの目標なのです」

微生物たちの驚くべき進化


およそ25年前、科学者たちの間には、地球上に存在する微生物の種類はおそらく1000万種以下だろうというコンセンサスがあった。だが、この10年で研究が進み、その数は1兆種にものぼることが判明した。そしてその大部分が、いまだに未知の存在なのだ。

人間の体内では、病気に対する抵抗力から気分にいたるまで、あらゆるものに影響を与える微生物が見つかっている。深海では、高温の水が噴き出す熱水噴出孔に生息する微生物が発見されている。さらに石油鉱床では、化石燃料を分解できるように進化した微生物が発見された。探索すればするほど、驚くべき発見は増えるばかりだ。


その順応性の高さから、微生物はこの激動の時代に理想的な仲間といえる。彼らは、ダーウィンやその時代の人々が知ったら仰天するような方法と速度で進化しているのだ。
分裂スピードが速く、数十億もの個体からなる個体群を形成でき、また複雑な生命体には不可能な進化の手法を頻繁に使用できる(たとえば、個体間でDNAを素早く交換するなど)といった理由から、微生物は過酷な環境下でも繁殖する方策を見出してきた。

そしてこの歴史的な瞬間に、人類は世界中でいっそう過酷な環境を驚異的なスピードで作り出している。他の動物や植物には、変わりゆく居住環境に負けないスピードで解決策を生み出す望みがないのに対し、微生物は迅速な適応を見せている。

酸性化した水の中でも増殖する微生物や、人間が排出した有害な化学物質を分解する微生物が発見されている。小田が指摘したように、人間自身が作り出した諸問題に対して、微生物は自分なりの解決策を提案しているのだ。

プラスチックリサイクルに起きた革命

残り: 4462文字 / 全文 : 5716文字

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「吐きやすさで食べるものを決めるんです」10代から摂食障害や強迫性障害に苦しむ俳優・遠野なぎこさんの今 - au Webポータル

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#1「愛されたことがないから、人を愛する気持ちがわからない」親の虐待が人生に及ぼす影響の大きさを遠野なぎこさんに聞く

過食嘔吐を繰り返すのは「心の隙間を埋めるため」

――遠野さんは15歳の時に摂食障害になって、本も出されていますよね(『摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。』ブックマン社 刊/2014年)。摂食障害とはどのような病気なのでしょうか。

遠野なぎこ(以下、遠野) いくつか種類がありまして、大きく分けると、過食嘔吐や拒食症、吐けない過食、チューイングという口に入れたものをそのまま出すなどの症状があります。私は専門家ではないのではっきりとは言えませんけど、大体の人は拒食症から始まって、そこから過食嘔吐になったり、過食になったりと、スイッチが切り替わる。自分で切り替えるのではなく、勝手にパチン、と切り替わっちゃうんですよ。

――過食嘔吐というのは?

遠野 お腹がもうボーンって膨らむまで食べて、詰め込むんです。そして、トイレに駆け込んで、指を突っ込んで、全部吐く。私は、最多だと1日5回繰り返してしまいます。

こうすることで心の隙間を埋めようとしているんです。

苦しいし、顔もパンパンに腫れるし、本当に嫌で嫌でしょうがない。虚しくて、涙が出てくる。悪魔に取りつかれたかのような病気ですね。

――遠野さんの現在のご状況は?

遠野 15歳の時から43歳の現在まで、ずっと続いてます。今は、過食嘔吐の時期と拒食がちょっと混ざってる時期に入ってますね。私が今までの摂食障害でかかったお金を考えたら、東京都内の一等地に”遠野御殿”が建つと思いますよ。とにかく食べられるだけ食べるわけですから、たくさんの食費がかかります。1日1万円として、年間365万円×28年間、つまり1億220万円……それがトイレに流れていってるんですよ…。

食べるものは”吐きやすさ”がすべて

――遠野さんはどのようなものを食べるんですか?

遠野 吐きやすさで食べるものを決めます。吐きやすい順番とかがあるから、そういうものも考慮して。固形物やすごく硬いものなど、吐きにくいものは買わない。本当に虚しさしかない作業です。

――苦しい思いをしても、また食べてしまう。

遠野 お腹が空いて食べるんじゃなくて、もう食べたくないんです。なのに、また「やれ」と悪魔のささやきが聞こえる感覚がある。東日本大震災のとき、あの揺れの最中ですら、過食嘔吐を止められなかったんです。揺れている中で、食べて、食べて、食べて、食べて、泣きながら、地震の恐怖と同時に「自分は何をやってるんだろう」と思いながら、吐いてたんです。

たくさんの人が亡くなっている中、不謹慎なことを言ってるのだとはわかっているのですが……それだけ自分の意志ではどうにもならない病気だということをわかっていただきたくて、今、お話ししました。

――摂食障害の辛いところは?

遠野 日常が普通じゃない。食を楽しめないですもん。友人と食事をして「おいしいね」と言い合う、そのやり取りがどれだけ幸せに思えるか。涙が出そうになります。いいなって思います。普通になりたい、私も。

――摂食障害になったきっかけは?

遠野 母でした。私が15歳の時、思春期で少し体がふっくらしてきた時期に「食べて吐けば太らないのよ」って。どういうふうに吐けばいいかも教えられました。そこから止まらなくなってしまって。20代ぐらいになって、母も摂食障害だったんだと知りました。ある日、お風呂で吐いてるのに気付いて「ああ、母が私を巻き込んだんだ」と。


――吐き方以外に、お母さんから教えられたことは?

遠野 下剤の飲み方。「飲めば痩せる」って言われて。昔は1日に1回あたり、何十錠も飲んでましたね。20代ぐらいまでかな。母は、私が痩せると喜ぶんですよね。


――摂食障害になる原因の多くは、心理面が大きいのでしょうか。

遠野 本来はそうですね。絶対ではないですが、お母さんとの関係でなる方もすごく多いです。直接的な理由が、ダイエットや失恋とかでも、たどっていくと、お母さんとの関係が根深くあるというのはよく聞くお話ですね。

「痩せたね」は褒め言葉じゃなく、症状悪化のトリガー

――摂食障害って、治るものなのでしょうか。

遠野 絶対とは言いませんけど、この病気は一生治らないんじゃないかなと思ってます。

完治したと思っても、何かのきっかけでスイッチが入ってしまう人もいます。常に爆弾を抱えているようなもの。私も、恋愛など何か支えができたりするとぴたっと治まるときもあります。それでも、ストレスが溜まったりすると再発してしまうんです。

――どういうときに症状が悪化するんですか?

遠野 ストレスになることが起きたときとか、外見のこと言われたときですかね。「太ったね」も「痩せたね」も、どっちも刺激になってしまう。特に異性は、あいさつ代わりに言ったりするじゃないですか。相手は何とも思っていないひと言でも、私にはグサっと刺さって「あ、もう駄目だ」って。そうすると、ロケとかに行っても朝から晩までずーっと食べ続けてしまって、夜中にばーっと嘔吐してしまったり。

「痩せたね」っていうのも、褒め言葉だと思ったら大間違いだということはわかってほしいです。「もう太れないじゃん」って思っちゃうんですよね。

――周囲に理解者は?


遠野
私はこの仕事をしてるから、まだ楽なほうかもしれない。業界的に、摂食障害の子は多いでしょうしね。業界の人は理解がある方が多いです。だから、お衣装あわせの時とか、仕事で摂食障害だと話しておいたほうがいいかなと思った時は、私はわりと言うようにしてます。

業界以外のお友達や知り合いでも、「前より痩せたね」と言われても「摂食障害なんで」とすぐ言うようにしています。そうしたら、知識がなくても調べてくれますし。「教えてくれてありがとう」って言ってくれます。

そうしたら、次から言わないように気をつけてくれたり、食事でも「無理しないでいいよ」って言ってくれたり、少ししか食べなくても何もつっこまないでいてくれる。

――そうやって話していくのも大事なんですね。

遠野 大事です。ただ、それは相手が理解してくれるかどうかにもよりますよね。「何それ、吐いちゃう病気?」「そのわりには肌つやつやだね」と言われたこともあります。そういう理解のない人もいっぱいいると思うので、その覚悟をもって言えるかどうかですよね。

強迫性障害、無意味と自覚しつつやめられない辛さ

――遠野さんは「強迫性障害」でもあると公表されていますよね。どのようなご病気なんですか?

遠野 いろんな種類の症状があるんですが、私の場合は「確認行為」です。例えば、IHから火が出るんじゃないかと不安になって何回も触って確認をしたり、後から確認をするための写真を何百枚も撮らないと家を出ることができなかったりとか、そういう行為です。

――その症状はいつから始まったんですか?

遠野 20代からだと思います。きっかけは、母と縁を切ってからかな。今思えば、母親も強迫性障害だったんですよね。

――今は治っているんですか?

遠野 治ってないです。お薬で治療中で、症状はだいぶ軽くはなりました。ひどいときは、家を出るときの確認作業に3時間もかかってました。泣きながら、「大丈夫、大丈夫。絶対大丈夫。絶対大丈夫」って何回も呪文みたいに言いながら確認していました。夏は汗でびちょびちょになりながら。今は10分、20分の確認行為で済んでます。

――強迫性障害の辛いところは?

遠野 無意味なことをやっている自分…ですね。

―― 自分自身に嫌悪感を持ってしまうことは……。

遠野 持っちゃいます。人に見られたりしたら、すごく嫌。だから、これも摂食障害と同じで、人に言ってしまいます。「強迫性障害という病気だから、ちょっと確認行為が多いんだ」って。言っちゃえば楽になる、自分が。

――周りに摂食障害や強迫性障害の人がいたら、どう接するのがよいでしょうか。

遠野 あまり気を遣わず、ごく普通に接してほしいですね。「無理しないでね」とか、ひと言言ってくれるぐらいがいいです。

強迫性障害のことを知らない人が見ると「何しているのかな?」って見てしまいがちですが、街中でそういう確認行動などをしている人を見かけても、素通りしてほしいです。からかわれたり、笑われちゃったりすると、打ちのめされた気持ちになります。

ただでさえ、確認行動をしている最中って、恥ずかしくてしょうがなくて、正直、殺してくれと思うくらいきつい。奇妙な行為をしているということは、自分が一番分かっているんですよ。それをからかわれるとどういう気持ちになるか、逆の立場だったらどう思うか、考えてほしいなと思います。

――摂食障害や強迫性障害で苦しんでいる方にメッセージをお願いします。

遠野 私は今も完璧に治っているわけではないですけど、明らかにお薬を服用して症状は軽くはなって楽に生活できているので、まずは病院にかかって、先生とよく話し合って、お薬で治療してほしいなと思いますね。そのお医者さまと相性が悪かったら、また違うお医者さまにかかって、相性のいい先生を探すことも大事だと思います。

また、治そうという気持ちも大切ですが、ある程度、腹を決めて共存していくことも大事だと思っています。症状と共存しながら、悲観ばかりせず、何か新しいことや楽しいこと……恋をする、旅行をする、ペットを飼うとか……視点をちょっと変えてみて、苦しいことにばかり目を向けないのも、一つの人生の楽しみ方かなと思います。

摂食障害の場合は、孤独が孤独を呼んで悪化していくというのもあると思うので、あなたは1人じゃないよ、ということをわかってほしいと思います。私も、その苦しみは、どれだけ苦しいかということを私もわかっています。私のように、症状に苦しんでいても、それでもテレビに出ようって、笑顔でいようって思う人間もいます。絶望しないでほしいです。

取材 たかまつなな/笑下村塾

監修 森隆徳(精神科医)

#1「愛されたことがないから、人を愛する気持ちがわからない」親の虐待が人生に及ぼす影響の大きさを遠野なぎこさんに聞く

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Sunday, October 29, 2023

毎小ニュース:話題 食べるコーヒーを限定発売 - 毎日新聞

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 飲料いんりょうメーカー「UCC上島珈琲うえしまコーヒー」(兵庫県神戸市ひょうごけんこうべし)は、コーヒーまめをまるごと使つかった食品しょくひんYOINEDヨインド」を11がつ1ついたちから数量限定すうりょうげんてい販売はんばいします。「む」のではなく「べる」ことで、くちれたときかおりがながつづき、コーヒーまめあまみや酸味さんみにがみをつよかんじられるといいます。

 はチョコレートのようですが、カカオまめ使つかっていません。コーヒーまめ焙煎ばいせんにがみやあまみなどの風味ふうみすために加熱かねつすること)して、こおらせたものをこまかくくだき、コーヒーオイルや砂糖さとうなどでかためています。同社どうしゃによると、コーヒーをいれたあとのこったまめかすにもかおりやあじのこっており、コーヒーまめ成分せいぶんのこらずあじわうために20ねん以上いじょうかけて開発かいはつしました。1まいたりのまめ使用量しようりょうすくないため、むコーヒー1ぱいよりカフェインりょうひかえめです。

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Saturday, October 28, 2023

「食べるコーヒー」UCC発売 商品化に20年以上 11月から数量限定 - 毎日新聞

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UCC上島珈琲が発売する「食べるコーヒー」の「YOINED(ヨインド)」=同社提供 拡大
UCC上島珈琲が発売する「食べるコーヒー」の「YOINED(ヨインド)」=同社提供

 UCC上島珈琲は、コーヒー豆をまるごと使った食品「YOINED(ヨインド)」を11月1日から数量限定で販売する。

 焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を凍結したあと粉砕し、コーヒーオイルや植物油脂、砂糖などで固めた。

 見た目はチョコレートのようだが、カカオ豆は使っていない。飲むコーヒーに比べ、口に入れた時の香りが長く続き、豆が持つ甘みや酸味、苦みを強く感じられるという。

 約23粒のコーヒー豆を1枚に凝縮させたコーヒー豆配合量40%の「CRAZY BLACK」と、同15%の「MELLOW BROWN」をそれぞれ3枚の計6枚セットで販売する。

UCC上島珈琲が「食べるコーヒー」として発売する「YOINED(ヨインド)」=東京都内で2023年10月26日午前11時5分、松山文音撮影 拡大
UCC上島珈琲が「食べるコーヒー」として発売する「YOINED(ヨインド)」=東京都内で2023年10月26日午前11時5分、松山文音撮影

 同社によると、コーヒーをいれた後に残った豆かすにも香りや味が残っているといい、コーヒー豆が持つ成分を残らず味わうために開発に乗り出した。粉砕法などで試行錯誤を繰り返し、構想から商品化まで20年以上かかったという。

 1枚当たりのコーヒー豆の使用量は飲用より少ないため、カフェイン量も少ない。

 同社の担当者は「飲むコーヒーではすぐに消えてしまう香りを十分に味わえる商品となった。コーヒーの新たな魅力を食べて体験してほしい」と話している。

 価格は2700円(税込み)。UCCの直営店や公式オンラインストアなどで、11月1日から2024年3月末まで販売する。なくなり次第終了。【松山文音】

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UCC、食べるコーヒー発売 構想20年、飲む以上の香り | 共同通信 - 共同通信

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UCC上島珈琲の新商品「YOINED(ヨインド)」

 UCC上島珈琲(神戸市)は26日、コーヒー焙煎豆を粉砕して固めた新商品を11月1日に数量限定で発売すると発表した。「飲む」ではなく「食べる」ことでより強いコーヒーの香りを楽しめる。構想から20年以上を要し香りを維持する独自の製法で開発した。

 商品名は「YOINED(ヨインド)」で、エチオピア産のコーヒー豆を使用。コーヒー豆の配合量が40%と15%の2種類を3枚ずつ計6枚入りのセット販売で、価格は2700円。

 時間の経過とともに弱まる香りを保つ方法を研究してきた。焙煎後に粉砕したコーヒー豆と、豆由来のコーヒーオイルを混ぜて香りを閉じ込める特許を取得した。

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Friday, October 27, 2023

<アクア・トトだより>ペリソダス・ミクロレピス 他の魚のウロコはぎ取り食べる:中日新聞Web - 中日新聞

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 生き物たちは、実にさまざまな物を食べて生きています。これら生き物が食べる食物の種類や食べ方についての習性を「食性」と呼んでいます。魚たちも川や海など生息する環境に適応するため、食性を独自に進化させてきました。

 当水族館で飼育している魚の中にも、実に変わったものを食べる魚がいます。アフリカのタンガニーカ湖にすむカワスズメ科の魚で、「ペリソダス・ミクロレピス」という学名の淡水魚です。この魚は、なんと他の魚のウロコをはぎ取って、ウロコのみを食べて生活をしているのです。...

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Thursday, October 26, 2023

「食べるコーヒー」UCC発売 商品化に20年以上 11月から数量限定 - 毎日新聞

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UCC上島珈琲が発売する「食べるコーヒー」の「YOINED(ヨインド)」=同社提供 拡大
UCC上島珈琲が発売する「食べるコーヒー」の「YOINED(ヨインド)」=同社提供

 UCC上島珈琲は、コーヒー豆をまるごと使った食品「YOINED(ヨインド)」を11月1日から数量限定で販売する。

 焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を凍結したあと粉砕し、コーヒーオイルや植物油脂、砂糖などで固めた。

 見た目はチョコレートのようだが、カカオ豆は使っていない。飲むコーヒーに比べ、口に入れた時の香りが長く続き、豆が持つ甘みや酸味、苦みを強く感じられるという。

 約23粒のコーヒー豆を1枚に凝縮させたコーヒー豆配合量40%の「CRAZY BLACK」と、同15%の「MELLOW BROWN」をそれぞれ3枚の計6枚セットで販売する。

UCC上島珈琲が「食べるコーヒー」として発売する「YOINED(ヨインド)」=東京都内で2023年10月26日午前11時5分、松山文音撮影 拡大
UCC上島珈琲が「食べるコーヒー」として発売する「YOINED(ヨインド)」=東京都内で2023年10月26日午前11時5分、松山文音撮影

 同社によると、コーヒーをいれた後に残った豆かすにも香りや味が残っているといい、コーヒー豆が持つ成分を残らず味わうために開発に乗り出した。粉砕法などで試行錯誤を繰り返し、構想から商品化まで20年以上かかったという。

 1枚当たりのコーヒー豆の使用量は飲用より少ないため、カフェイン量も少ない。

 同社の担当者は「飲むコーヒーではすぐに消えてしまう香りを十分に味わえる商品となった。コーヒーの新たな魅力を食べて体験してほしい」と話している。

 価格は2700円(税込み)。UCCの直営店や公式オンラインストアなどで、11月1日から2024年3月末まで販売する。なくなり次第終了。【松山文音】

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