Friday, July 21, 2023

食べる喜びが生きる力に 山形の料理人が新しい「えん下食」を伝授 - RAB青森放送

makanresto.blogspot.com

飲み込む力が弱くなった人のための「えん下食」に工夫を重ねる山形の料理人が八戸市の高齢者施設に招かれ技術を伝えました。

八戸市の高齢者施設サンライフ豊寿苑が招いたのは山形県鶴岡市の料理人延味克士さんです。
食べ物を飲み込む力が弱くなった人たち向けのえん下食は安全のためペースト状が多く味気のないものになりがちです。
延味さんは食材を再び料理の形にする技術を高めていて、食感や見た目も楽しめるえん下食を作ります。

★延味克士さん
「見た目でまずおいしそう食べてみたいと思ってしまうような思わせるような色彩の良さです、あと季節感とかそういったものをまず見た目で味わってもらえるようなところがいちばん苦労というよりは工夫のしがいがあると」

まるで会席料理のようなメニューも柔らかく作られています。

★入居者102歳の女性
「イカのにおいがする」
「そこだよそこイカで作っているんだからちゃんと」
「おいしかった」
「何がいちばん良かった?」
「イカの天ぷら」

★別の入居者の娘
「本当に彩りもよくてお母さんも喜んで食べているみたいで、母もすしが好きだったのでよかったなと思っています」

★サンライフ豊寿苑 清水養子副施設長
「えん下障がいの方がああいう形ある物を食べられたというのは本当に感動です」

食事の喜びを生きる力に。
サンライフ豊寿苑は延味さんから学んだレシピを食事に取り入れるということです。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 食べる喜びが生きる力に 山形の料理人が新しい「えん下食」を伝授 - RAB青森放送 )
https://ift.tt/C56qiXm
Share:

0 Comments:

Post a Comment