農産物を通じて地域活性化に取り組む北条高校(兵庫県加西市段下町)の自然科学部員が、神戸大学食資源教育研究センター(同市鶉野町)の玄米を使用したコーヒー「玄神」の販路拡大を進めている。生徒たちは地元産ジャガイモの粉末を練り込んだ食パンとのセットで、朝食メニューのコンテストを企画。入賞したレシピは市地域活性化拠点施設「soraかさい」で提供される。(敏蔭潤子)
「玄神」は、自然科学部員が、市民団体「北播磨ブランド化実行委員会」などの助言を受け発案。製造は高知市の企業に依頼した。焙煎(ばいせん)した玄米を粉末状にし、水や湯に溶かして飲むことで玄米の栄養を摂取できるという。
ジャガイモ粉末入りの食パンは、同大学食資源教育研究センターが開発した新品種「はりまる」を使用。焼くと甘みがあり、かりっとした食感になる。
コンテストのテーマは「休日に食べるリッチな朝食」。生徒たちは「自分たちでは思いつかない玄米コーヒー、食パンの特長を見つけてメニューを作ってほしい」と期待する。
コンテスト参加者は、玄神(50グラム、800円)と食パン(1斤、330円)、そのほかの食材(調味料を除き500円以内)を各自準備する。1次審査は「#第1回玄神レシピコンテスト」のタグを付け、出来上がりの写真と材料、作り方を添えてインスタグラムで投稿する。申し込みは10日まで。自然科学部員らが審査し、通過者には14日までに連絡する。2次審査は19日、市民会館(加西市北条町古坂1)で調理し、soraかさいカフェのシェフらが入賞者を決める。
玄神と食パンはsoraかさいで販売し、発送でも対応する。北播磨ブランド化実行委員会TEL090・3267・3120
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