悪性黒色腫(メラノーマ)の原因は魚なのか?
悪性黒色腫(メラノーマ)は皮膚がんの一種であり、「ほくろのがん」などと呼ばれています。
良性のほくろに見た目がいくらか似ており、皮膚の色素細胞がガン化した腫瘍だと考えられています。
「手のひらや足の裏のほくろはがんかもしれない」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
しかし、実はこうした説は日本特有のものです。
悪性黒色腫は、人種によって発症率や発症の箇所に差があることが報告されています。
日本人では発症率は比較的少なく、足の裏や手のひらにできる場合が多いため、上記のような噂が出てきたようです。
※足の裏や手のひらにほくろがある人は珍しくないため、該当していても特別に心配する必要はありません。
ただ日本の場合はともかく、この悪性黒色腫はアメリカでは比較的発症率が高いとされています。
日本の発症率は10万人に1人程度と報告されていますが、アメリカでは5番目に多いがんとして知られているのです。
実際、今回のリー氏ら研究チームによると、「アメリカ人が生涯で悪性黒色腫を発症するリスクは、白人で38人に1人、黒人で1000人に1人、ヒスパニック系では167人に1人」とのこと。
そこでチームは、アメリカの悪性黒色腫と食生活の関連を調査することにしました。
特に今回は、近年アメリカで摂取量が増えている魚に焦点を当てています。
調査では、50~71歳のアメリカ人49万1367人を対象にし、彼らの15年間にわたる魚の摂取量と、悪性黒色腫の発症率を比較することにしました。
からの記事と詳細 ( 魚を食べると悪性黒色腫のリスクが上がる? ちょっと気になるアメリカの報告 - ナゾロジー )
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