Saturday, April 9, 2022

ふるさとの食に 夢を懸け 11日スタート ヒロイン 黒島結菜 いさぎよく、真っすぐに 豪快に食べる! 沖縄らしさ大事に - 東京新聞

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 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が十一日、スタートする。“朝ドラ”第百六作は、ふるさと沖縄の「食」に自分らしい生き方を見いだす女性を描く。タイトルは「心がわくわく」を意味する沖縄の方言で、ヒロインを演じる黒島結菜(ゆいな)(25)自身も沖縄の出身。「朝ドラで沖縄の話ができるのは特別。私自身がちむどんどんしています」と声も弾む。 (上田融)

 主人公の比嘉暢子(のぶこ)(黒島)は、運動が得意で、おいしいものをこよなく愛する沖縄の農家の次女。「私もおいしいものが好きで、走るのも得意だったりで、似ているところは多い。私は暢子ほど感情を表に出さないですが」

 いさぎよく真っすぐな暢子を生きるため、心掛けているのが豪快に食べることだ。「(箸で)取った量をそのまま口に入れます。何を言っているのか分からないような場面もあります」と笑う。

◆豪快に食べる!

 暢子は、一度だけ食べた西洋料理の魅力に取りつかれ、料理人を目指して一九七二年の沖縄の本土復帰とともに上京。沖縄出身者の多い横浜・鶴見に住み、東京都内のレストランで修業する。離れて暮らす家族に励まされながら、ふるさとの食に自分らしい生き方を見いだしていく。兄(竜星涼)や姉(川口春奈)、妹(上白石萌歌)との兄妹(きょうだい)愛も描かれる。

 撮影は昨年九月にスタート。十一、十二月には沖縄ロケがあった。年齢の近い兄妹役の三人とは、宿泊するホテルの部屋でのおしゃべりなどで距離を縮めた。「東京に戻ってからの撮影でも、四人がそろうとホッとする」と明かす。

 忙しい日々の息抜きは毎朝の愛犬との散歩。友人とのお茶もリフレッシュになる。料理も好きで、沖縄料理では野菜や豆腐を炒めた「フーチャンプル」が得意だが、「ぷるぷるした食感が苦手」でテビチ(豚足)はだめだった。撮影でも登場するため、苦手だとスタッフに告白すると、「ほろほろに(やわらかく)調理してくれたんです。おいしくて、克服できました!」

◆沖縄らしさ大事に

 今年は本土復帰から五十周年。「アメリカだった時代があったからこそ、今の沖縄文化がつくられていて、いい影響を受けている部分もある。それも沖縄らしさだし、そういうものを大事にしていけたらいいな」。戦争の歴史も踏まえてそう語る。


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