Friday, April 15, 2022

肥満招く早食い 「ゆっくり食べる」は筋肉にも骨にも歯にも好影響 - 朝日新聞デジタル

makanresto.blogspot.com

 「よくかんで食べなさい」。子どもの頃にそう教わった人も多いだろう。よくかんで食べることは、あごの筋肉や骨の発達を促し、唾液(だえき)を増やしてむし歯の予防につながる。最近の研究で、いわゆる「早食い」が体重増加にも影響することもわかってきた。

 早稲田大スポーツ科学学術院の林直亨教授らは2021年12月、ゆっくり味わったり、よくかんで食べたりすると、食後のエネルギー消費が増えるとの研究成果を英科学誌で発表した。平均23歳の学生ら11人に、20ミリリットルずつのココア味飲料10杯を5分間で飲んでもらい、その後90分間に安静時から増加するエネルギー消費量を測定した。

 その結果、30秒間隔で1杯ずつのみ込んだだけの場合は平均3・4キロカロリーだったエネルギー消費が、1杯ごとに30秒口に含んで味わった場合は5・6キロカロリーに、さらに口に含んだ30秒間に1秒で1回かむ動作を加えると7・4キロカロリーに増加した。

 液体を使った今回の実験から…

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 肥満招く早食い 「ゆっくり食べる」は筋肉にも骨にも歯にも好影響 - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/eFtK2IJ
Share:

0 Comments:

Post a Comment