野球評論家の張本勲氏（８０）が２４日放送のＴＢＳ系「サンデーモーニング」（日曜前８・００）の名物コーナー「週刊・御意見番」にリモート出演。白血病から完全復活を目指す池江璃花子（２０）＝ルネサンス＝について言及した。
番組では２３日に行われた競泳・北島康介杯第２日（東京辰巳国際水泳場）の結果を報じ、今年初めてのレースに臨んだ池江が、女子１００メートル自由形で５５秒３５の４位に入ったことを伝えた。
張本氏はこれについて「よかったんじゃないですか」とした一方で、「本人は出た以上は記録を少しでもあげたい気持ちはわかるけど、周りが抑えて。まだまだ練習も試合なれもしてないから、これから徐々にあげていってもらいたい」と案じた。
池江は午前の予選で５６秒１６をマークし、東京五輪代表選考会を兼ねる４月の日本選手権（東京アクアティクスセンター）の参加標準記録を突破。決勝では４００メートルリレーで五輪代表の目安になる５４秒４２にせまるなど、半年後に迫った東京五輪出場につながる活躍をみせた。しかし張本氏は「業界の人は出したいよ、人気があるし。だけど本人のことを考えたら抑えめでやらせたいよ」と無理のない範囲での挑戦を願った。
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