◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 3日目(30日)◇トーリーパインズGCサウスコース(カリフォルニア州)◇7765yd(パー72)
松山英樹は1バーディ、3ボギーの「74」とスコアを2つ落とし、通算イーブンパー45位に後退した。
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午前7時40分スタートの第1組に入り、グリーン上でマレット型のパターを手にしたムービングデー。初日に回ったメインのサウスコースに戻って、いきなり1番から5m強のパーパットを沈めてピンチをしのいだ。
ティショットをバンカーに入れた4番でボギーが先行。7番はピンに近いバンカーショットを寄せきれずボギーとした。折り返しのパー5となる9番もティショットをバンカーに突っ込み、3m近いパットを決めてのパーセーブともどかしい展開が続いた。
後半は難度1位の12番で2打目がグリーンサイドのバンカーに落ちてボギー。「いいきっかけが見つかりそうな感じがあったんですけど、それが続かない。そこでまた試行錯誤して、またダメでというのを繰り返していたので、ちょっとモヤモヤって感じです」。フェアウェイキープ率は42.86%にとどまり、パーオン率はノースコースを回った2日目も含めて3日間で最も悪い50%と必死のスコアメークが続いた。
待望した納得の一打が出たのは最終18番(パー5)。301ydを計測したティショットがしっかりフェアウェイを捉えた。2打目をグリーン近くまで運び、タップインでこの日唯一のバーディを奪って締めくくり、「最後のティショットで距離も出ていた。きっかけになるんじゃないかなというのがちょっと見えた」と顔を上げた。
最終日に向け、「あんまり良くなかったので、あした戻します」とエースのピンタイプパター再投入にも言及。2016、17年と連覇を飾った次週「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」にもつながっていくラスト18ホールも、自らを高めるトライが続く。
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