31日に号砲を迎える「第40回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)は大会史上初めて男子ペースメーカーを導入することでも注目を集めている。6人のペースメーカーの中で中心的役割を担うのがマラソン100回以上の経験を持つ川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=だ。東京五輪代表の一山麻緒(23)=ワコール、前田穂南(24)=天満屋=らが2時間19分12秒の日本記録更新に挑戦するレース。「日本中に明るい話題を提供したい」と並々ならぬ意欲を燃やしている。(丸山和郎)
今大会は新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で、従来の市街地を巡るコースではなく、長居公園(大阪市東住吉区)の周回コースに変更になった。「沿道が最も懸念されている状況だったので、大阪のことを考えればベターな変更だと思う」と理解を示す。29日には長居公園を試走。コースを入念にチェックした。
これまで女子単独レースとして開催されてきただけに、最初にオファーを受けたときは「嘘でしょ?」と戸惑った。オファーの理由はコロナ禍で外国籍のペースメーカーの招聘が難しいことに加え、女子の日本記録ペースで牽引するためには男子の力が必要になるからだ。川内自身は2013年にソウル国際でマークした2時間8分14秒の自己記録を更新できない状況が長年続き、閉塞感を抱えていたという。「女子選手に記録を出してもらうことで、自分自身の殻も打ち破りたい」と考え、引き受けることを決めた。
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