Monday, December 9, 2019

一緒に食べる:記者コラム 窓:石川 - 中日新聞

 「大勢の友達の中で自分一人が別のものを食べているのって、子どもにとってはすごくさみしいこと」。卵と牛乳にアレルギーのある人でも食べられるパンを作っている「トントンハウス」(小松市)の井藤修店長の言葉だ。

 卵と牛乳のアレルギーは特に子どもに多いが、保育園や学校の給食で出るほとんどのパンに使われている。アレルギーのある子どもは、別のものを食べなくてはいけない。

 日本には、神事の最後にお酒や食べ物をみんなで食べる「直会(なおらい)」という行事がある。親しい間柄のたとえとして、「同じ釜の飯を食った仲」という言葉もある。

 同じものを食べる行為は、人間同士を深いところで結び付けるのだろう。それができない子どものケアに、もっと目を向けられていい。(小佐野慧太)

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