G大阪の10月26日の発表によるとアデミウソンは同25日午前8時35分ごろ、大阪府茨木市内の近畿自動車道で追い越し車線を運転中、自動車の左前側ボディーを走行車線の自動車と接触させたが、自動車との接触とは認識せずにトレーニング参加のためクラブハウスへ向かった。
トレーニング終了後、11時30分頃にクラブハウスで大阪府警察本部交通部、高速道路交通警察隊から任意同行を求められ、約4時間の事情聴取に対応。あわせて行われたアルコール検査で基準値を超えるアルコールが検出されていた。アデミウソンは同日以降、謹慎処分(クラブハウスへの立入禁止)となっていた。
各種報道によると、アデミウソンは今月中旬に同容疑で書類送検されたという。
G大阪は警察による事情聴取の終了と、被害者との示談成立を受け、今月25日に臨時取締役会を開催。日本サッカー協会統一選手契約書の契約条項に基づき、同選手を契約解除処分とすることを決めた。
クラブの小野忠史代表取締役社長は声明を発表し、「このコロナ禍において厳しい環境の中、ガンバ大阪を応援していただいているサポーター・ファンの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、JリーグやJクラブの皆様、そしてスポーツに関わる多くの皆様に大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。今回の事件をクラブとして厳粛に受け止め、吹田警察署にご協力を頂き交通安全講習会の開催やJリーグによるeラーニングの再受講等、クラブ全員で再発防止に向けた取組みを実施致しておりますが、クラブ全体でコンプライアンス徹底を継続的に取り組み、信頼回復に努めて参ります」と伝えている。
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