北海道文化放送
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コロナ禍で身近な果物が売り上げを伸ばしています。それは、バナナ。その理由は何なのでしょうか?そして、何と北海道産のバナナが登場!その、お味は?
スーパーの棚に並んだバナナ。16年連続で、よく食べる果物第1位に選ばれているんです。特に2020年は、一時品薄となるほど需要が高まりました。
マックスバリュ マルヤマクラス店 遊佐 祐佳さん:「3月~12月の間で、(前年同期比)109%の増加となっています。免疫力が上がるからとバナナを食べたり、コロナ禍で自宅にいる時間が多くなっているので、簡単に食事をとれるということで買われていると思います」
こちらのホテルでバナナ好きのための冬スイーツとして登場したのが「チョコレートとバナナのガレット」。粗めにつぶしたバナナやチョコレートのクリームが3層に重ねられています。
ホテルオークラ札幌 企画広報課 宮崎 加奈子さん:「完熟した甘みの強い状態のバナナだけを使っています」
家でバナナを熟成させ経過観察するのが趣味というパティシエが試作したところ大好評で商品化されました。
今川 純子 記者:「バナナの甘さをチョコレートが引き立てていて、幸せな気分になります」
たわわに実をつけたバナナの木。ここは南の島ではなく、何と北海道釧路市!北国育ちのバナナの味は?
南国と見間違うような光景。11月、釧路産のバナナが初収穫されました。その名も「946(くしろ)バナナ」。
栽培を始めたのは946(くしろ)ファームの菊池利治さんです。
946FARMS 菊池 利治 社長:「本業の酪農事業の飼料作物が、バナナの栽培技術を応用すると、成長が早かったり収穫量が多くなったりする。そうすることで、飼料購入費を削減できる」
バナナを寒い土地で栽培することで得られる、耐寒性や耐病性などの技術を牧草やトウモロコシに応用しようというのです。2019年11月、12棟のハウスに約900本の苗木を植えました。水のやり方や温度管理など試行錯誤を繰り返し収穫に至りました。
946FARMS 菊池 利治 社長:「北海道の寒暖差で甘くなるだろうと信じてやってきたのですが、ひと口食べてとても甘かったのでほっとした。おいしかった」
皮が薄く、農薬や化学肥料を使っていないため、皮ごと食べられるのが特徴。2020年は15万本の収穫を見込んでいて、インターネットや釧路市内のスーパーなどで1本1000円の高級バナナとして販売される予定です。
からの記事と詳細 ( "よく食べる果物"16年連続1位「バナナ」北国育ちの高級品種も登場 コロナ禍で注目 - FNNプライムオンライン )
https://www.fnn.jp/articles/-/125048
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