Saturday, December 21, 2019

食べる力に応じて3段階にアレンジ…冬至カボチャをみんなで(読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース

伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 1年のうちで昼が最も短い日「冬至」(今年は12月22日)がやってきます。私の住む地域では、冬至には、カボチャと小豆を炊き合わせた「冬至カボチャ」を食べる風習があります。もちろん病院や施設でも提供しましたが、かむ力、のみ込む力が低下した方は、「カボチャの皮が硬い」「ゆで小豆の皮が口に残る」などの理由で、食べ残してしまうことがありました。

 そこで、食べやすくするためには、できあがった冬至カボチャを潰したり、ミキサーにかけたりする方法もありますが、見た目はどうなるでしょう? カボチャの黄色と小豆が混ざってしまっては、食欲も低下してしまいます。

 季節感のある食事は、だれにとっても楽しみなもの。せっかくなら、食欲がわく見た目でも楽しんでもらいたいですよね。

様々な年代が集う場所で

 そこで、今回は、カボチャと小豆を一緒に煮る一般的な作り方ではなく、別々に調理することでかむ力に応じで3段階にアレンジできるレシピをご紹介します。

 こしあんを滑らかにする時は、サラダ油を先に入れて混ぜ合わせます。そこに湯を加えることで、こしあんのざらつきが軽減され、かつ、エネルギーアップにもなります。すべてを一緒に混ぜないことがポイントです。

 盛り付けの時に少し手間がかかりますが、電子レンジを利用することで、鍋一つで作ることができます。これなら、様々な年代が集う場所や、ご家庭でも、みんながおいしく食べられるのではないでしょうか。

〈基本の冬至カボチャ〉

(1) カボチャは種とワタを取り除き、2~3cm角に切り、皮をところどころむく。

(2) 鍋に(A)を入れて沸騰させ、(1)のカボチャを並べ入れ、落とし蓋をして10~15分、カボチャが軟らかくなるまで中火~弱火で煮る。

(3) 耐熱の器に粒あんと湯を入れ、よく混ぜ合わせてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(500W)で1分加熱する。

(4) (2)のカボチャに(3)をかけてできあがり。

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December 21, 2019 at 12:13PM
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