「一戦必勝」を掲げるも、コートに立つことはかなわず
高校バスケ日本一を決めるウインターカップは大会2日目を迎えたが、新型コロナウイルスの影響で欠場を決めるチームがまた新たに出てしまった。滋賀県の男子代表校、光泉カトリックは今日14時に1回戦を戦う予定だった。ここまで何も問題はなかったのだが、今日になって会場入りした際の検温で選手1名に発熱が認められ、ウインターカップ コロナ対策本部による『新型コロナウイルス感染症の疑いあり』との判断を受け、試合を棄権することになった。
光泉は2年連続16回目の出場で、「一戦必勝」を目標に掲げていたが、ウインターカップのコートに立つことができなかった。出場辞退を強いられるチームが相次いでいることは残念でしかない。福岡第一の井手口孝コーチは「今日も棄権するチームが出ました。大学(日本体育大学)の後輩のチームなんですけど、なんか試合をするのが申し訳ないような、複雑な感じです」と心境を語る。
棄権となったチームは0-20のスコアで不戦敗となる。これで出場辞退は男女あわせて5チーム目で、つまり5チームが不戦勝で1回戦を突破したことになるが、この勝ちがうれしいはずはない。これ以上の辞退チームが出ないことを願いたい。
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