Friday, April 12, 2024

「日本で食べると味が違う」 ドイツ人が“本場”で感激 虜になった、海外でも人気の和の味とは - Hint-Pot(ヒントポット)

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ドイツ人の(左から)カトリーヌさんとエルマさん【写真:Hint-Pot編集部】
ドイツ人の(左から)カトリーヌさんとエルマさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本の食べ物は世界で支持され、多くの日本食が海外でも注目を集めています。そのため外国人観光客にとって日本は、自国でブームや人気となっている、さまざまなグルメの“本場”。ドイツから訪日したカップルも、日本で出合った“本場”の味に感動しているようです。いったい、どんなものを楽しんだのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

「ドイツで食べたときは苦いと感じたんだけど…」

 南ドイツから日本を訪れたカトリーヌさんとエルマさん。エルマさんは2度目の来日で、カトリーヌさんは初めての日本旅行を楽しんでいました。東京や大阪、京都や奈良をめぐりつつ、日本に住む友人を訪ねて山梨県甲府市にも立ち寄ったといいます。

 そんなふたりは甘いものが大好きなようで、日本のスイーツにも興味津々。エルマさんは「甘いものの種類が豊富!」と大喜びで、さまざまな和スイーツを楽しんでいるそう。「大福とか、いろいろ食べているよ」と、写真も見せてくれました。

中にキウイが入ったフルーツ大福【写真提供:エルマ】
中にキウイが入ったフルーツ大福【写真提供:エルマ】

 一方、カトリーヌさんが気に入ったのは、欧米でも大人気の抹茶を使ったスイーツです。「日本で食べると味が違う」と感じたそうで、“本場”の抹茶フレーバーを体験し、すっかり虜になっている様子。この日も、抹茶のソフトクリームを楽しんでいました。

 海外でも以前から、フレーバーとして人気の高い抹茶。アメリカ・ニューヨークには、抹茶を取り扱う日本茶専門店がいくつもできるなど、欧米を中心に多くの人を魅了しています。ふたりが住むドイツでも日本茶の流通が拡大中で、財務省貿易統計によると日本茶の輸出先として、2021年にはドイツがアメリカに次ぐ2位になったほど。

 スーパーマーケットでもハーブティーなどと並んで緑茶が販売され、ドイツ人の半数近くが毎週、緑茶を楽しんでいるほか、抹茶は「スーパーフード」として人気が高まっているといいます。

 ドイツでも抹茶を楽しんでいるカトリーヌさんですが、日本で「味が違う」と感じたのは、どんなところなのでしょうか。

「ドイツで食べたときは苦いと感じたんだけど、日本で食べた抹茶の味はとてもマイルドでおいしい。それで、いろんな種類の抹茶スイーツを食べているの。抹茶クッキーにクリームが挟まっているものとか……。抹茶カフェでは、抹茶ティラミスに抹茶ティーラテをいただいたのよ」

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