真野(以下M):京都へ行ったら必ず立ち寄るお気に入りのお店があって。今回はそちらの新商品を紹介します。
編集N(以下N):創業700余年の昆布専門店『比呂女 松前屋』さん。
M:古くは京都御所御用の由緒あるお店で、ご飯のお供から季節限定の珍しい昆布菓子まで、魅力に溢れた品々が並んでいます。そのうちのひとつ、1760年代に後桜町天皇のお好みに調製され、明治初期から一般への販売が始まったという「霜ふり昆布」は大好きな一品。天然の最上級真昆布に砂糖衣がかかった昆布菓子です。この度パッケージも新たに抹茶バージョンが登場したんですよ。
N:もともとお茶席で人気があったという「霜ふり昆布」、お茶に合うなら、と高級抹茶をまぶしたそう。
M:昆布のしっかりした旨味とカリカリ食感の砂糖衣が口の中で交わって、パリポリと噛みしめる度に織りなす甘じょっぱさが、一度食べるとクセになるんですよねー。これは、きっと食べてみないと分からない未知の味わいだと思いません?
N:うん、一口食べて驚きました。ほわっと香る抹茶が昆布の旨味に合う。
M:昆布を一枚ずつねじり、天日で干し、火であぶって砂糖衣をかけ、乾燥…完成まで1か月ほど。手間暇がかかっていると聞くと味わいもひとしお。夏疲れのミネラル補給にも冷茶とともに楽しんでみてほしいな。
真野知子 ギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。
編集N 昆布菓子の魅力を知り、真野さんに教わった夏限定の「志ばの戸」も気になる。
右から、霜ふり昆布 お抹茶味 25g、定番の霜ふり昆布 30g 各¥1,242。併せて食べ比べのできる京都みやげとしてもおすすめ。
比呂女 松前屋 京都府京都市中京区釜座通丸太町南入 TEL:075・231・4233 9:30~17:30 日・祝日休 電話、FAX(075・231・6660)での注文可(品代は前払い)。Instagramは@matsumaeya_kyoto
※『anan』2022年9月7日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 撮影協力・UTUWA
(by anan編集部)
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