Tuesday, December 1, 2020

「食べる酒米」で生産者を応援 主食用「山田錦」販売開始 JA全農みえ - 農業協同組合新聞

JA全農みえは、酒造好適米「山田錦」の新たな需要喚起をめざし、「食べる山田錦」の新商品を開発。「三重県伊賀産山田錦」として12月1日から主食用米として販売を始めた。

主食用米として開発された「三重県伊賀産山田錦」主食用米として開発された「三重県伊賀産山田錦」

酒米の三重県産山田錦は、三重県伊賀地区で生産されている。かつて古琵琶湖を形成した伊賀地域の土壌は、湖底で豊富な植物が腐食し堆積した栄養豊かな土壌。また、盆地特有の気候は、昼間の太陽エネルギーによって作られたでん粉が夜になって気温が下がり確実に籾に蓄積されて高品質な山田錦となる。

新型コロナウイルスの影響で飲食店の休業やイベントが中止されることで、日本酒の消費が落ち込み、原料玄米となる山田錦の需要も低迷しており、生産農家には厳しい状況が続いている。この状況を改善する取り組みのひとつとして同JAは、主食用米と比べて粒が大きく粘りが少ないため、パエリアやカレーライスなど米の食感を楽しむ料理と相性がよい山田錦の特性に注目し、商品開発に取り組んだ。

主食用の「三重県伊賀産山田錦」は、BG無洗米加工をしたキューブ米。県内で食品スーパーを展開するマルヤス全11店舗、県内酒蔵の一部と通販サイトの「JAタウン 三重の味自慢」で販売している。

マルヤス各店舗では、県産山田錦を使った総菜の「パエリア」も販売。来店客からは「米のしっかりとした食感があっておいしい」と好評だという。また、商品開発とあわせて「高校生レストラン」で知られる県立相可高校調理クラブの監修のもとレシピ集を制作。商品パッケージに同梱し、メニューを提案するほか、ウェブサイト「三重県伊賀産山田錦」でも紹介している。

同県本部は、今後の県産山田錦の生産基盤を守るため、日本酒の消費拡大と酒米の需要拡大に向け、関係機関とより連携を強めていく。


三重県産山田錦はパエリアとの相性が抜群三重県産山田錦はパエリアとの相性が抜群

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