Friday, August 6, 2021

今年上半期よく食べるようになったと思う食べ物TOP3、3位ニンニク、2位高級食パン、1位は?| - @DIME

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「食」は一つのエンタメだ。「食」を通して幸福感が得られ、テーブルを囲む親しい人とのコミュニケーションが生まれ、そして家族とのだんらんが育まれる。そんな「食」の楽しみに、コロナ禍で一定の制限をかけなければならない今。人々はどんな“食体験”を享受しているのだろうか?

ぐるなびではこのほど、20代~60代のぐるなび会員1,000名を対象に「2021年上半期の食体験」に関する意識調査を実施した。詳細は以下の通り。

月に1回以上の外食利用は約7割。テイクアウトは若い世代ほど高頻度で利用

2021年上半期に、月に1回以上『外食』を利用した人は69.1%、『テイクアウト』は53.2%、『デリバリー』は25.0%、『お取り寄せ』は17.8%となった。

特に『テイクアウト』については、年代別で利用差が見られ、若い年代ほど利用頻度が高いことがわかった。20代では58.2%、30代では59.0%と、全体と比較しても約5ポイント高い結果となった。

「外食」「テイクアウト」「デリバリー」「お取り寄せ」の全てで家族との利用が最多

2021年上半期に一緒に食体験をした相手について尋ねると、昨年に引き続き外出自粛傾向が続き、おうちで過ごす時間が増えたこともあってか、『外食』『テイクアウト』『デリバリー』『お取り寄せ』全てで「家族」との利用が6割台で最も高くなった。

『外食』利用の相手を性年代別で見てみると、20代男性では「1人で」が最も多い結果となった。20代では他にも「家族」「友人、知人」「恋人」などの項目で男女の差が見られる。

外食利用シーンは日常のランチが最多

2021年上半期に食体験をしたシーンについて尋ねると、『外食』は「日常の普通の食事(ランチ)」での利用が最も多く、『テイクアウト』『デリバリー』『お取り寄せ』では「日常の普通の食事(ディナー)」での利用が最も多い結果がでた。

また、『お取り寄せ』では「日常のプチ贅沢(ディナー)」としての利用が25.8%と2番目に多い結果となった。

特に昨年との違いが見られたのが『テイクアウト』の「日常の普通の食事(ランチ)」の利用だ。同アンケート内で取得した2020年上半期の値と比較すると、全体では約5ポイント増えており、30代と50代の女性では昨年よりも10ポイント以上増加した。同じく7割近い60代女性とあわせて、日常のランチでのテイクアウト利用が定着してきたと考えられる。

外食で利用した業態は「寿司」「ファミレス」「ラーメン」が上位に

2021年上半期によく利用した業態を尋ねると、『外食』は「寿司」、『テイクアウト』は「ファストフード」、『デリバリー』は「デリバリー/テイクアウト専門店」が、それぞれ最多となった。

また、外食の利用業態は、全体では「寿司」「ファミリーレストラン」「ラーメン」が上位の一方で、50代女性では「イタリアン、フレンチ」、20代女性では「カフェ」、50代男性では「居酒屋」なども高くなっており、性年代別で特長の違いが見られた。

デリバリーは、若い年代でお金をかける傾向に

2021年上半期の『外食』『デリバリー』『テイクアウト』『お取り寄せ』の1ヶ月あたりの利用金額について尋ねると、『テイクアウト』と『デリバリー』は3,000円以内が6割台なのに対し、『外食』と『お取り寄せ』では3,000円超が5割以上と、より多く支出されていることがわかった。

また、『デリバリー』の利用金額は年代別の差が見られ、若い年代ほど3,000円超の割合が高くなる傾向が見られる。

酒量の変化は「変わらない」が大半、「増えた」は40代女性が最多で約25%

コロナ前や昨年と比較して2021年上半期の酒量について尋ねると、「変わらない」という回答が大半となった。コロナ前との比較では、「減った」という回答が20代女性で44.4%と最も多く、どちらも「増えた」という回答は、40代女性が最も多くなっている。

外食時の新型コロナ対策は女性のほうが意識が高い傾向に

外食に関して気を付けていること、意識していることを尋ねると「1人もしくは出来るだけ少人数で利用する」「混雑したお店に行かない」「長居しない」が上位となった。性別で見ると特に女性の方が意識が高い傾向にあり、特に40代以上の女性では全体を10ポイント以上上回る項目が多くなっている。

贅沢なお取り寄せでおうちで外食気分!肉や魚介類など食材系が上位に

2021年上半期によくお取り寄せしたものを尋ねると、「肉、食肉加工品」「スイーツ、お菓子」「魚介類、海産物」が上位になった。

コロナ禍で「食」を楽しむために工夫していることの自由回答では、「プチ贅沢な食材を取り寄せる」「いつもより少し良いものを取り寄せ、外食気分」といった回答が複数あった。また性別で見ると、女性は「スイーツ、お菓子」が51.7%で1位となり、男女で20ポイントの差があった。

上半期よく食べたメニューは「鶏のから揚げ」「高級食パン」「ニンニク」が上位に

2021年上半期によく食べるようになったメニューを尋ねると、「鶏のから揚げ」「高級食パン」「ニンニク」が上位となり、性年代別で特に違いが見られたのが「高級食パン」だ。

特に40代以上の女性からの支持が高く、60代女性では全体の2倍以上にもなっている。また、「マリトッツォ」や「フルーツサンド」などのトレンドメニューは20代女性からの支持が高い一方で、50代以上の男性は0%という結果に。

上半期は、ボリュームたっぷりでプチ贅沢なパンのトレンドメニューが、女性を中心によく食べられていたことがわかった。

<調査概要>
調査期間:2021年6月28日(月)~6月30日(水)
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国
回答者:20代~60代のぐるなび会員1,000名

出典元:株式会社ぐるなび
https://www.gnavi.co.jp

構成/こじへい

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