ノースカロライナ州ローリー(WTVD) エーブン・モファット君は池で泳いでいる間、脳を食べるアメーバ「ネグレリア・フォーレリ」に感染し、1週間後に死亡した。
遺族、そして近所や地域の人々は今も信じられない思いでいる。
米ノースカロライナ州の保健当局は先週、実験室での検査を経て、エーブン君がこのアメーバの感染で死亡したことを確認。この感染症は通常、湖沼や河川といった温かい水の中で泳ぐ際、アメーバが鼻に入ることで引き起こされるという。
専門家らによると、鼻孔に入る水の量を抑えることが最善策となる。頭痛や嘔吐(おうと)、発熱が感染の初期兆候だという。
米疾病対策センター(CDC)はこの感染症が非常にまれなものと指摘。1962年から2019年にかけて、米国内ではわずか148の症例しか報告されていないという。うち6例は同州で発生したものだった。
地元ではなぜこんなことが起きたのかとの疑問がわく中、遺族は悲痛な気持ちを感染症の啓発活動や予防及び治療に充てたいとの気持ちから募金活動へと変えて、20万ドル(約2200万円)近い額を募っている。
遺族はクラウドファンディングサイトの「GoFundMe」にこう投稿している。
想像してください…どの部屋でも微笑みや笑い声、他愛ないジョーク、ギュッと抱きしめてくれるハグ、美しい白い髪、空想の友達、レゴの傑作品、釣りの話、勉強好きで光をともしてくれた、本当にかわいい男の子のことを。
想像してください…このかわいい男の子を、愛する家族から、ほとんど警鐘が鳴らされることもなく奪い去ったひどい病気のことを。
私たちは今団結して、このような悲劇の再発を防ぐ手助けをするために何かができるということを想像してください。
からの記事と詳細 ( 脳を食べるアメーバの感染症で少年死亡 米ノースカロライナ州 - CNN.co.jp )
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