「キャンパス農園」では、本校の連携自治体(95自治体)より提供を受けた種苗の他、滝野川に本社のある(株)日本農林社様からご提供いただいた江戸野菜(※)等の特徴ある40種類以上の野菜や果樹を栽培しています。巣鴨の地は、明治時代に旧中山道を巣鴨から北上した所から滝野川三軒家(現:北区滝野川六丁目)の間が「種屋街道」と呼ばれるほどの種苗販売街だった歴史から、滝野川牛蒡など多くの伝統野菜の品種がありました。本活動には、こうした巣鴨の地域の歴史を現代に甦らせる狙いもあります。
エリアキャンパスにおいて大学が地域を巻き込んだ伝統野菜の復活と、日常生活の中で自然と会話が生まれる場の提供により、「『育てる・食べる』通じて地域コミュニティーを育てる」ことを目的として活動を進めています。なお、「キャンパス農園」で育てた野菜やその加工品は、本学南門広場で随時頒布を行なっています。
(※):江戸野菜(江戸東京野菜)…江戸時代から主に現在の東京23区やその周辺で伝統的に生産されていた野菜です。
【背景】
大正大学教職員が、2016年より巣鴨キャンパス内のデッドスペースを利用し、豊島区を拠点として農作物の栽培を行い、都市型グリーンインフラのあり方を考え、実践する「としまグリーンインフラ研究会」を設立・活動してきました。本取り組みは、「トヨタ自動車環境活動助成プログラム」より活動支援を受け、2020年度から「すがもプロジェクト」(※)と連携し、授業「サービスラーニングⅡ-D」へ発展しました。
(※):すがもプロジェクト…巣鴨一帯をキャンパス(エリアキャンパス)として捉え、エリアキャンパス内を活性化するための様々な施策を学生・教職員が実施
からの記事と詳細 ( 「大正大学」発!地域活性&伝統野菜復活計画~『育てる・食べる』を通して生まれる多様なコミュニティー~ - PR TIMES )
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