Saturday, March 6, 2021

ジャンボ女子軍団大暴れ!19歳、西郷真央が初V王手/国内女子 - サンケイスポーツ

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18H 首位タイで終了した西郷真央=琉球GC(撮影・中島信生)

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 女子ゴルフダイキンオーキッドレディス第3日(6日、沖縄・琉球GC=6561ヤード、パー72)70で回った19歳の西郷真央(大東建託)が通算12アンダーで初日からの首位を守り、ツアー初優勝に王手をかけた。首位と4打差の5位から出た渋野日向子(22)=サントリー=は72と伸ばせず、6打差の12位に後退。西郷と並んで首位から出た森田遥(24)=新英ホールディングス=も70で回り、4年ぶりのツアー2勝目へ前進した。

■原、笹生に続く今季軍団5勝目へ■

 終盤に落とし穴が待っていたが、首位の座は譲らない。デビュー15試合目。西郷が初優勝に向け、また一歩前進した。

 「一打一打、気持ちを切り替えてできている。17番も『狙ったところに打てたけど、結果寄らなかった。そこを考えても仕方ない』と、パッと切り替えられました」

 スコアを4つ伸ばして迎えた17番(パー4)でダブルボギーをたたいた。バンカーからの2打目をグリーン奥にこぼし、ピン手前3メートルにしか寄せられず、そこから3パット。ショットが好調でこの日1度だけだったアプローチをミスした。

 「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生。オフに師匠の尾崎将司のもとで最も取り組んできたアプローチの失敗からのダボだったが、心は萎えなかった。18番(パー5)の1打目はラフに入れたがパーセーブ。「(ドライバーを)ちょっと振りすぎました」といたずらっぽく笑った。

 コロナ禍でずれ込んだ昨年6月の開幕戦がデビュー戦。昨年はすべて無観客で行われ、今大会はプロになって初めてギャラリーの前でプレーするが「拍手とか声援がすごくプラスになっている」と19歳は頼もしい。

■「よく眠れています」重圧無縁ルーキー■

 初日をツアー自己ベストの64で発進。初Vを初日からの首位を守る完全Vで飾れば、4日間大会の日本選手ではツアー史上3人目の快挙だ。統合された2020-21年シーズンは、同じ「ジャンボアカデミー」生の原英莉花と笹生優花が2勝ずつ挙げており、西郷が勝てば今季15試合中5勝を占めることになる。

 「もちろん優勝したいけど、いいショットを打つことだけを考えたい」。笹生に続く10代Vに挑む最終日。「毎日よく眠れています」と快眠快食のルーキーに重圧は無縁だ。(臼杵孝志)

データBOX

 ◎…西郷が優勝すれば史上17人目の10代選手の初優勝。19歳150日は11番目の若さとなる。最年少は14年「KKT杯バンテリンレディス」をアマチュアで制した勝みなみの15歳293日。 ◎…1988年のツアー制度施行後、4日間大会の完全優勝は27人(30度)。それが初Vだった日本選手は90年「宝インビテーションナル」の西田智慧子、2010年「日本女子オープン」の宮里美香の2人だけ。

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