◆プロボクシング ＷＢＡ世界ライトフライ級タイトルマッチ（４８・９キロ以下）１２回戦 王者・京口紘人―同級１０位アクセル・アラゴン・ベガ（３月１３日＝日本時間同１４日、米国テキサス州ダラス アメリカン・エアラインズ・センター）
ＷＢＡ世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人（２７）＝ワタナベ＝が１２日（日本時間１３日）、挑戦者の同級１０位アクセル・アラゴン・ベガ（２０）＝メキシコ＝とともに前日計量に臨み、京口はリミットから１００グラム軽い４８・８キロ（１０７・６ポンド）で一発クリアした。挑戦者も４８・６キロ（１０７・２ポンド）でパスした。
鍛え上げられた体を誇示するかのように体重計に乗った京口。体重がアナウンスされると、左手で小さくガッツポーズを作った。フェースオフ（にらみ合い）で闘志をぶつけ合った後、インタビューに応じた京口は、どんな試合を見せたいかと聞かれると「『面白いな、この日本人ボクサー』と思ってもらえるファイトをしたい」と答えた。さらに「２年後はどうなっていたい？」と尋ねられ、「もう一つ上のクラスでも戦えるくらいになりたい」とフライ級（５０・８キロ以下）に上げて世界３階級制覇をも視野に入れていることを明かした。
日本と世界のファンへのメッセージを求められた京口は「チャンピオンらしく戦うんで期待してください。頑張ります」と力強かった。
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