鮮魚販売の魚ぎ(岐阜市玉宮町、内藤彰俊代表社員)は10日から、店内飲食サービスに乗り出す。新型コロナウイルスの影響で飲食店向けの卸売りが減少していることを背景に、経営の多角化と廃棄削減に取り組む。店内改装費や設備導入費は計約1500万円。飲食サービスで年間1千万円の売り上げを目指す。
店名は「食べる水族館UOGI」。数種類の海鮮丼を中心に、焼き魚や煮魚の定食、刺し身などをそろえるほか、アルコール類も提供する。店内で料理を出すことで、今までは可食部であっても卸売りや小売りに向かずに廃棄していた食材を有効活用できる。日曜と祝日を定休日、営業時間は午前9時~午後6時とし、卸売先の居酒屋といった周辺飲食店との競合を避ける。
店内の床や天井を張り替えたほか、厨房設備や冷凍庫、鮮魚置き場などを新設。客席は10席を用意し、店内入り口には岐阜の木材でできたペレットを燃料とするストーブを設置した。
内藤代表社員は「鮮魚販売と飲食のハイブリッド店舗として展開していく。自分の店で楽しんだ客が、その後に玉宮町や柳ケ瀬の飲食店に行くような流れをつくりたい」と話す。
からの記事と詳細 ( 鮮魚販売と飲食のハイブリッド店「食べる水族館」 魚ぎ、海鮮丼や定食提供 - 岐阜新聞 )
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