Tuesday, December 22, 2020

桃田賢斗が11カ月ぶり復帰戦、高校生を2-0圧倒 - ニッカンスポーツ

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シャトルを打ち返す桃田賢斗(19年7月26日撮影)
シャトルを打ち返す桃田賢斗(19年7月26日撮影)
  • バドミントンの全日本総合選手権で実戦復帰し、プレーする男子シングルスの桃田賢斗(代表撮影)
  • バドミントンの全日本総合選手権で実戦復帰し、プレーする男子シングルスの桃田賢斗(代表撮影)

<バドミントン:全日本総合選手権>◇第2日◇23日◇東京・町田市総合体育館◇男女シングルス1回戦ほか

男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(26=NTT東日本)が、けがからの復帰戦で快勝した。

今年1月にマレーシアで交通事故にあって以来11カ月ぶりの試合で、高校2年の森口航士朗(埼玉栄)を2-0のストレートで下して2回戦に進んだ。「緊張から少しミスが多い場面もあったが、動きやシャトルの感覚は悪くなかった。ミスが多かったところを修正して明日また臨めれば」と振り返った。

コロナ禍で無観客での復帰戦。「正直、観客がいてくれたほうが気持ちが盛り上がるタイプ。でもこういう状況だし、自分ができることを精いっぱいやろうとコートに入った」。

リードを広げた第2ゲーム途中には、あえてスマッシュを放つ数を抑える余裕も。「点差が開いたのでいろいろ試しながらやった。(序盤は)緊張して縮こまっていたので、解放されて力が抜けたときに、どれぐらいの強さでぎりぎりを狙えるか試した」と明かした。

1月に遠征先のマレーシアで事故に巻き込まれ、帰国後に右眼窩(がんか)底骨折が判明。2月に手術を受けた。同月末に練習を再開し、目のリハビリなども含めて、1歩ずつ復帰へのステップを踏み、この日を迎えた。

自分が求める理想には「まだまだぜんぜん足りない。こつこつ頑張っていきたい」。すでに東京オリンピック(五輪)出場を確実なものとしている。来夏の金メダル獲得に向け、王者が再び走りだした。

◆桃田賢斗(ももた・けんと)1994年(平6)9月1日、香川県三豊市生まれ。小学2年からバドミントンを始める。福島・富岡高3年の12年世界ジュニア選手権で日本人初の優勝。16年4月に発覚した賭博問題で1年間出場停止。復帰後18年世界選手権で男子シングルス日本人初V。19年ワールドツアーで年間11勝(ギネス世界記録認定)を挙げ、東京五輪出場を確実にした。家族は両親と姉。175センチ、68キロ、A型。

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