Saturday, January 18, 2020

我慢のダイエットはもう古い。「やせ体質」になる「食べ方」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

我慢のダイエットだから何回やっても成功しない

 お正月気分も抜けて通常モードに戻りつつある人も多いはず。でも、戻らないのが、年末年始、ついつい食べ過ぎてついてしまった脂肪と体重……。

【写真】「食べて痩せる」仕組みとは

 そんな正月太りや「今年こそダイエットに成功したい」方がトライしがちなのが、無理な糖質オフダイエットのような極端に食べるものを減らすダイエット法だ。しかし、我慢・根性の食べる量を減らすダイエット法は一時的に体重が減少したとしても、必ずリバウンドしてしまう。リバウンドを繰り返せば、ますますやせにくい体に変わり、ダイエットの呪縛から離れられなくなってしまうのだ。

 「私のクライアントの方たちをみても、みなさん栄養やダイエットの知識はご存知です。でも、それを上手に生活に生かせず、極端な方法で自己流で行って失敗する方が多い。ダイエットは一時的に成功しても意味がありません。長期間維持できることが大事です。そのためには、“食べること”にもっと着目すべきです。実は食べることもエネルギーを使います。上手に食べてやせる、これが大事なのです」というのは、『一週間で体が変わる 食べながらやせるすごい方法』の著者であるパーソナル管理栄養士の三城円さんだ。

 オリンピック代表選手やタレントを始め、ダイエットしたい人、摂食障害で悩む人など約1万人以上の食事をサポートし続けてきた三城さんが、正しい栄養学に基づいた理論でダイエットを解説。今回は、著書から、食べることがダイエットになぜ大事なのかを抜粋掲載しよう。

食べるだけでエネルギーがどんどん消費されるから

 毎日生きて食べるだけで、1日の総エネルギー消費量のうち、なんと70%が消費されています。

 にも関わらず多くの方は、ダイエットを始めるとエネルギー摂取量、つまり食事を減らしてしまうもの。食事制限をすると、たしかに初めは短期間で体重が落ちますが、みなさん確実にリバウンドします。食事を我慢した反動で食べ過すぎなくても、です。その理由は、リバウンドは栄養素が不足したときや筋肉量が低下したときにも起こるものだからです。

 食事制限で入ってくるエネルギーが少なくなると、体は筋肉を減らして少ないエネルギー量で生きられるよう順応したり、いざというときのためにエネルギーをためこんだりします。さらに栄養不足で代謝も落ちるのです。

 そのうえ食事量が減る分、消化・吸収などによるエネルギー消費量まで低下。こうして自然に70%消費されていたはずのエネルギーが徐々に使われなくなり、ためこみ体質に変化するのです。*注①

 そもそも基礎代謝が低下すると、健康を保つ機能も落ちていき、さまざまな部分に危険信号が出始めます。生理不順、めまい、息切れ、肌荒れ、脱毛、骨粗しょう症、爪が割れる、疲れやすくなる、不眠、落ちこみやすい、イライラする……などは要注意。いままでにない不調は、体が「命の危険があるよ」と教えてくれているのです。

 上記は糖質制限のダイエットの19の結果をまとめたグラフです。対照食(健康的な食事)をした場合、すべての研究で体重が減っており、低糖質食群と減った体重はほとんど差がありませんでした。資料:佐々木敏『佐々木敏の栄養データはこう読む! 』女子栄養大学出 版部(2015)より

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*注① 心臓や脳や筋肉など、生命維持に必要な機能を動かすための「基礎代謝」で摂取エネルギーの約60%が消費される。さらに、食物の消化・吸収、交感神経の活性化に使われる「食事誘発性熱産生(DIT)」で10%が使われる。つまり、生きて食べるだけで70%のエネルギーが勝手に消費できる。一方、歩く・動く・運動などで消費される「活動代謝」は30%ほど。
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