株式会社猫舌堂(大阪市北区、代表取締役:柴田 敦巨)は、自社サイトで連載中のウェブマガジン「一食十色(いっしょくといろ)」を冊子化いたしました。
本冊子には、病気や手術などで「食べること」に悩んだ経験をお持ちの方の対談シリーズ「一食十色」と、ミニコラム「猫めし」を収めております。
同冊子は、11月15日より自社サイトでの販売を開始するとともに、全国のがん診療連携拠点病院さま、ならびに各都道府県のがん対策担当者さまに無料頒布いたします。
「一食十色」に寄せられた当事者の生のお声が、病気やケガ、高齢、その他さまざまな理由で「食べること」にお困りの方々や支える方々の選択肢を広げ「自分らしく生きられる」きっかけになることを願っております。
■「食べること」に悩んだ当事者同士の対談シリーズ「一食十色」目次
「麻痺で『口が開きづらい』ときの食事の工夫」【耳下腺がん】
「化学放射線治療中とその後、今、どうやねん」【上顎洞がん・耳下腺がん】
「胃を切除しちゃった後の生活珍道中」【胃がん・スキルス胃がん】
「腸を切除しちゃったカラー、その後の腸(調)子は?」【直腸がん・GIST】
「どーした?こーした!発見した!おいしさ求めて工夫した(舌)!」【舌がん】
■「この一品が元気のみなもと!」ミニコラム「猫めし」目次
一膳目 「朝からプリン」つっちーさん(GIST)
二膳目 「涙の梅おにぎり」さえさん(急性骨髄性白血病)
三膳目 「いかなごのくぎ煮」まこっちゃん(慢性骨髄性白血病)
四膳目 「カップアイス」みゆっぺさん(乳がん)
五膳目 「2等分カット寿司」じつはらさん(舌がん)
六膳目 「うどん」オズさん(舌がん)
七膳目 「パスタ」まさよさん(舌がん)
八膳目 「ゼリーと胡麻豆腐」Haruさん(肺がん・強皮症)
九膳目 「お母ちゃんのお味噌汁」きむこさん(子宮頸がん・子宮体がん)
十膳目 「抹茶ラテ」ひろみさん(胃がん)
■猫舌堂ウェブマガジン「一食十色」誕生の経緯
猫舌堂代表の柴田はかつて、がん治療の手術後に顔の左半分がマヒし、食べものを噛んだり飲み込んだりしづらい時期を経験しました。食べこぼすことも多く、家族以外の人との食事をためらうような日々を振り返って今思うのは、こんなことです:
「みんながどうやって食べているのかを知りたかった」
「ほしかったのは、『正しい情報』よりも『選択肢』」
「選択肢があれば、あんなに心細い思いをせずに、心にゆとりを持って自分に合った食べかたを探せたはず」
「一食十色」は、柴田自身のそんな思いから生まれました。誰もが「食べること」の選択肢をカラーパレットの絵の具のように無限に広げられる世の中になるように、との願いを込めて、経験者の生のお声を、今つらい思いをしておられる方、かつてつらい思いを抱えていた方、そしてそのご家族や周りで支える多くの方々にお届けしてまいります。
■株式会社猫舌堂 概要
企業名: 株式会社猫舌堂(2020年2月7日設立)
URL : https://nekojitadou.jp/
代表者: 代表取締役 柴田 敦巨(しばた あつこ)
所在地: 大阪府大阪市北区中之島3丁目6番16号
猫舌堂は、「生きることは食べること」をコンセプトに、すべての方に「食べるよろこび」を感じていただくきっかけ作りを提供しています。がん治療等により食べることの悩みを経験した当事者が開発した、どなたにもやさしい「iisazy(イイサジー)」シリーズカトラリー(スプーン・フォーク)などの販売に加え、同じ境遇の人とつながり、社会とのつながりを感じられるきっかけを作る場(コミュニティ)づくりに取り組んでいます。
からの記事と詳細 ( 「食べること」に悩んだ経験を持つ当事者の対談集猫舌堂ウェブマガジン『一食十色(いっしょくといろ)』を初の冊子化 - アットプレス(プレスリリース) )
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