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【欧州・海外サッカー ニュース】プレミアリーグ第6節、冨安健洋の所属するアーセナルとトッテナムによるノースロンドン・ダービーが行われた。
現地時間26日、イングランド・プレミアリーグ第6節は冨安健洋の所属するアーセナルとトッテナムによるノースロンドン・ダービーが行われた。
リーグ2連勝中のアーセナルは、オーバメヤンの1トップをスミス・ロウ、ウーデゴール、サカの2列目がサポートする攻撃陣で、冨安も3試合連続となる先発出場。2連敗中のトッテナムはケイン、ソン・フンミン、ルーカス・モウラを前線に並べ、右サイドバックの冨安と左ウイングのソン・フンミンによるアジア人マッチアップが注目された。
最初のチャンスはアーセナル。6分、左サイドからの折り返しをニアサイドのオーバメヤンがダイレクトで合わせるも、これはGKロリスがしっかりと反応しはじき返す。
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12分には、ペナルティーエリア右でボールを受けたサカが縦に仕掛けて折り返すと、ファーサイドから中央に走り込んできたスミス・ロウが完全にマークを外してフリーとなり、そのまま流し込んでアーセナルが先制する。
先制したアーセナルは、その後もトッテナムに攻撃の形を作らせず、試合の主導権を握る。27分には、流れるようなカウンターから、オーバメヤンのポストプレーで左サイドを抜けたスミス・ロウがゴール前までドリブルで持ち込み、マイナスに折り返す。走り込んだオーバメヤンがゴール右へと流し込み、アーセナルが追加点を挙げる。
さらに34分には、自陣でケインからボールを奪いカウンター。スミス・ロウのパスを受けたサカがペナルティエリア手前右でドリブルを仕掛けると、一度は戻ったケインのタックルを受けてボールを失うものの、こぼれ球をサカが自ら拾ってゴール左へと流し込み、アーセナルが3-0とリードを広げる。
前半の内に1点を返しておきたいトッテナムだが、引き気味に構えるアーセナルの守備ブロックを前にシュートチャンスすら作ることができない。無得点のまま試合を折り返したトッテナムは、後半からデレ・アリとタンガンガに代えてスキップとエメルソンを投入し巻き返しを図る。
61分、ケインがペナルティーエリア手前からやや強引に右足を振り抜くと、枠を捉えたシュートはGKラムズデールが横っ飛びではじき、こぼれ球にソン・フンミンが詰めるも冨安がカバーしてクリアする。62分にはロングパスに抜け出したケインが冨安に競り勝ち、ゴール前で合わせる。この決定機はゴール右へとわずかに外れるが、徐々にトッテナムがゴールに近づいていく。
70分にエンドンベレを下げてブライアン・ヒルを投入したトッテナムは、78分にそのヒルが一度は冨安にボールを奪われるものの、粘って繋ぎ、左サイドを抜けたレギロンの折り返しをソン・フンミンが流し込んでトッテナムが1点を返す。
アーセナルは失点シーンの流れの中でルーカスと接触したジャカが足を痛め、ロコンガとの負傷交代を余儀なくされる。さらにアーセナルは88分にスミス・ロウとサカを下げてタヴァレスとメイトランド=ナイルズを投入し逃げ切りを図る。
アディショナルタイムの5分間、猛攻を仕掛けるトッテナムは92分にルーカスのカットインシュートが枠を捉えるが、GKラムズデールが触ってクロスバーを叩き、こぼれ球は冨安がCKへと逃れた。その後も攻勢を続けるトッテナムだが、アーセナルも集中した守備で跳ね返していく。
開幕3連敗の後に2連勝のアーセナルと、開幕3連勝の後に2連敗のトッテナム。対照的なシーズン序盤戦で迎えたノースロンドンのダービーは、3-1でアーセナルに軍配が上がった。
■試合結果
アーセナル 3-1 トッテナム
■得点者
アーセナル:スミス・ロウ(12分)、オーバメヤン(27分)、サカ(34分)
トッテナム:ソン・フンミン(79分)
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