
食べ方の違い、ハッとした経験ありませんか?
お好み焼きや目玉焼きといった身近な食べ物ほど、人によって食べ方が違うのに気づいてハッとした経験はありませんか? 食文化の違いに驚いたり、ちょっとしたビジネストークのネタになったり、ときには言い争いにまで発展したりと、食べ方の違いをめぐる話題はつきません。奥深き「食べ方論争」の世界にようこそ。 お好み焼きの格子状の切り方はこちら
名店「ぼてじゅう」にお好み焼きの切り方を聞きに行った
トップバッターはお好み焼き。「どう切るか論争」がときおり勃発します。コナモンの本場とされる関西圏の人からすると、激しく違和感を覚える切り方があります。それは、ピザやケーキのように切る「ピザ切り」。まずは十字に切り、その後、どんどん放射状に切っていく方法です。え?これって普通でしょ?と思う人、東日本の人を中心に少なくないのではないでしょうか。 そこで、1946年に大阪市西成区玉出で創業し、現在は国内外でお好み焼き店「ぼてぢゅう」を約100店展開するBOTEJYU Group ホールディングス(大阪市)専務の神山和則さんに話を聞きに行きました。神山さんによると、関西では四角い格子状に切る「格子切り」がよしとされているそうです。 なぜ格子型なのでしょうか。背景を探ると、庶民的なお好み焼きにはピザやケーキのようなオシャレな切り方は似合わないという考えや、お好み焼きはシェアするものではないのでピザやケーキのように均等に分ける必要性が薄い、などの理由が見えてきました。まさに、文化に根ざした考え方です。 とはいえ食べ方は個々人の自由です。あなたはどっち派ですか?
激論を呼ぶ目玉焼きの食べ方 しょうゆ派、ソース派、塩派、ケチャップ派…
次は目玉焼きです。みなさんは何をかけて食べますか。しょうゆ派、ソース派、塩派、ケチャップ派、マヨネーズ派……。複数の調味料のミックス派も聞きます。ソースの中でも、ウスター派と中濃派など、細かく分派していきます。 目玉焼きの場合、「何をかけて食べるのか問題」にとどまらず、火の通し加減、黄身や白身の具合など、無数に論点が出てくる傾向があります。人気グルメ漫画「美味しんぼ」の中でも、目玉焼きをめぐる国際会議が開かれ、激しい論争が繰り広げられるという場面がありました。身近な食べ物だからこそ、食べる人の個性があらわれる好例のようです。
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