屋根から垂れる雪解け水が凍ってできる「つらら」をぽきっと折って、思わずアイスキャンディーのようになめてしまったことがある人もいるはず。そんなつららを食べる行為は「鳥のフンを食べることと同じことだ」と、アメリカの気候学者が警告するムービーをTikTokやTwitterで公開。TikTokのムービーはおよそ260万件のいいねを集め、Twitterでは194万回以上の再生回数を記録しています。
Poopsicles: Meteorologist warns icicle eaters are likely licking bird feces
https://nypost.com/2020/12/31/poopsicles-meteorologist-warns-icicle-eaters-are-likely-licking-bird-feces/
カンザス州に住む気候学者のカティ・ニコラウ氏は、TikTokとTwitterに「つららを食べないで」と訴えかけるムービーを公開しました。
ムービーの中でニコラウ氏は「私は気候学者として皆さんに警告します。つららができるのは屋根から溶けた水が建物の側面に流れて落ちるからです。屋根の上には他に何があるか知っていますか?鳥のフンです」と述べ、つららを食べることは不衛生であると指摘しています。実際、鳥のフンには食中毒の原因となるサルモネラやカンピロバクター、オウム病クラミジア、鳥インフルエンザウイルスなどが含まれている可能性があります。
Twitterでのニコラウ氏の訴えに対し、さまざまなコメントがついています。
「気候学者じゃないとそんなこともわからないとは思ってもいなかった」
「このメッセージは、何もかもを恐れるように育てられたミレニアル世代やZ世代によるものです。40歳以上の私たちの多くは子どもの頃につららを食べていますが、生き残っています。奇跡です!」というCraig氏のリプライは、400件以上のツイートが集まるほどの激論を起こしました。
「彼女は文字どおり凍った鳥のフンを食べるなといっているだけなのに、あなたはそれを世代間の問題にすり替えている」
「Craig氏のような人がいるから、私たちの国では高速道路の標識にまで手を洗うように表示されるというわけです」など、Craig氏のリプライには批判が集中しました。
なお、ニコラウ氏は他にも「つららを完全犯罪に使うことはできません。つららが十分に大きければ相手の骨を折る可能性はありますが、あまりにも壊れやすいので突き刺すことはできません」と語り、実際に大きなつららを突き刺した様子をムービーで公開しています。
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