
今回の箱根駅伝に登録した20大学320名の選手のうち、「53名」。 これが何の数字かおわかりだろうか? 【秘蔵写真】1年生の大迫のギラついた眼! 苦しそうな柏原、仲間に飛び込む神野大地に原監督も大喜び…スターたちの名シーン エントリーされた1年生ランナーの人数である。最多は城西大学と神奈川大学の6名で、それに駒澤大学が5名、東洋大学、早稲田大学、専修大学が4名で続いている。 4学年を均等に割り振れば80名となるため、これが印象としては多いか、少ないか意見が分れるかもしれないが、決して「多い」というわけではない。前回大会では66名がエントリーされており、特別な数字ではないのだが、そのルーキーたちが今回の箱根路では大きな注目を集めている。
「たくましいふくらはぎはラグビー選手のよう」
発売中のNumber1017号「箱根駅伝 ベストチームを探せ!」では、12月10日発表の20大学、320名のエントリー選手を網羅した<箱根駅伝選手名鑑2021>が別冊付録となっており、その名鑑でも全ルーキーをコメント付きで紹介している。 コメントの一例を紹介する。 「筋肉質のたくましいふくらはぎはラグビー選手のようだ。力強い走りが特徴。先輩に可愛がられるキャラ」(駒大・唐澤拓海選手) 「インターハイでは1500mと3000m障害で入賞。高2時の都道府県駅伝では1区区間賞と大舞台に強い」(早大・菖蒲敦司選手) 「1年生ではチームで唯一予選会を走り、ハーフを1時間3分43秒でまとめた。同大先輩の井上大仁に憧れている」(山梨学大・新本駿選手)
1年生ランナーが注目される「2つの理由」
ルーキーたちが注目を集めるのには2つの理由がある。 ひとつは前哨戦での活躍だ。 10月17日の箱根駅伝予選会では、順天堂大学の三浦龍司が日本人トップとなる個人5位に入り、タイムは初のハーフにもかかわらず61分41秒のU20日本新記録で周囲を驚かせた。それに吉居大和(中大)は61分47秒で10位、石井一希(順大)も62分9秒で21位と好走して続いた。 そしてそれ以上に驚きだったのが、11月1日の全日本大学駅伝だ。 三浦が1区で見事なラストスパートを見せて区間新記録をだすと、4区では東海大学の石原翔太郎が、そして5区では青山学院大学の佐藤一世が区間新記録を樹立したのだ。 全日本は2018年に大幅な区間変更があり「区間記録」の歴史は浅いとはいえ、ルーキー3人が区間新というのは異例で、青学大の原晋監督も以下のように述べていた。 「1年生で区間新3つは普通は考えられないですよ。何か時代が変わったというか、才能のある子どもたちが陸上、そして長距離に来てくれるようになったのかもしれないね」 しかも、三浦は重圧のかかる1区で、石原と佐藤はがそれぞれチームの順位を上げながらの区間新であり、ロードで襷をかけて走る際の強さである「駅伝力」の高さを証明しながらの区間新だったのだ。
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