Sunday, January 28, 2024

甘いものを食べるときは必ず見ろ…「原材料表示」の先頭に書いてあったら注意するべき「糖質の種類」(川口 美喜子 ... - 現代ビジネス

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人生100年時代に突入して、1人の人が生涯に「食べる」回数は人生50年、80年時代に比べて数万回増えました。何をどう食べるかで体にはどんな影響があるのか。そして何をどう食べないようにするかも大きなポイントの一つ。高齢者栄養ケアの第一人者が薦める“長生きできる食べ方”を『100年栄養』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成して50代から減らしたい「砂糖とアルコール」について解説します。

私は、長く病気の人の栄養ケアに携わってきた経験から、50代からは、「3つの大幅削減」を呼びかけています。

その3つとは、「塩・砂糖・アルコール」。

これらをとりすぎないことが、中高年の生活習慣病予防の鉄則です。

前編記事『“長生きする人”が心がけている「減塩」の仕方…百害あって一利なしの「食塩」の常識』では「塩」について解説しました。

今回は「砂糖とアルコール」について解説します。

甘いものを食べるときは「原材料表示」を必ず見る

砂糖は、どれくらいとると健康に悪影響が出るのか、はっきりわかっていないので日本では摂取基準は示されていません。しかし、とりすぎると必ず体重増加をまねきます。

WHOは肥満や虫歯予防のため、1日あたりのフリーシュガーの摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすようにすすめています。

フリーシュガーとは、あらゆる単糖類・二糖類(糖アルコールは除く)のことで、砂糖や異性化糖のほか、はちみつ、シロップ、果汁などに含まれる糖類の総称です。

Photo by gettyimages

さらに5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるとより健康効果がある、とも公表しています。

ティースプーン6杯までいいの? いまそう思った人もいるかもしれませんが、普段、1日に食べている調味料や加工品、菓子、清涼飲料水などに含まれる砂糖を全部足すと、ティースプーン6杯どころではない人も多いのです。

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