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尼子蒼理(そうり)くん・12歳は、生まれつき知的な遅れがあり、においや味覚、触覚などを強く感じ不快になる「感覚過敏」という症状があります。 蒼理くんの場合は特に、口の中に食べ物を入れることを気持ち悪がったり、噛むことが難しかったり…さらに初めて見る食べ物には不安を感じてしまい、食べることができません。 そんな息子のために、母親で料理研究家のあまこようこさんは「自分がこういう仕事をしているのでいろいろなものを食べさせてあげたい気持ちが強い」と、これまでに硬くないクッキーやふわふわの煮込みハンバーグなど、蒼理くんが食べやすくなるように工夫したレシピを考案。すると少しずつ、食べられるものが増えていきました。 ようこさんが最近、蒼理くんに食べてもらいたいのは「パン」。パサパサしていて、かみちぎらないといけないのが苦手だという蒼理くんを、近所のスーパーに連れていきます。 そこでは、自分から進んでパンを食べられるよう蒼理くんが気に入ったパンを選んでもらいます。ロールパンを選んだ息子に、自宅で食べてみるように勧めるようこさん。 ところが、お皿ごと押しのけてしまいます…スープにパンを浸すと、かみちぎる必要がなくのみ込みやすいのか、食べることができました。 でも本当は、パン本来のおいしさを感じてほしい…ようこさんが次にチャレンジしたのは、蒼理くんが好きな環境・キャンプ場へ行って焼きたてのパンを食べてもらうこと。 キャンプで家族と一緒に楽しんでいると、スイカにかぶりつけたり、ラムチョップを自分から手に取ってかぶりついたりと“初食べ”に成功! そして、本命の苦手なパンは、作る工程を見せることで安心するように生地から一緒に作ります。果たして蒼理くん、パンを食べられるのか…!?
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