前節でV王手をかけた首位川崎フロンターレは21日、J1第28節で大分トリニータと対戦した。勝利すれば自力で2年ぶり3度目のリーグ優勝を決められる条件だったが、DF谷口彰悟の一発退場で数的不利を強いられ、0-1で敗戦。今季3敗目で優勝決定は持ち越しとなったが、あす22日の浦和戦でG大阪が引き分け以下となった場合、川崎Fの優勝が確定する。
立ち上がりから大分がボールを保持して主導権を握り、MF野村直輝やFW伊佐耕平が決定的なシュートを打ったが、いずれもGKチョン・ソンリョンが好セーブ。川崎Fは前半16分、左右に揺さぶって最後は小林がヘディングシュートを狙ったが枠を外れると、直後に大分がビッグチャンスを迎える。
前半24分、MF島川俊郎のフィードをFW伊佐耕平が落とし、DF小出悠太がゴールライン際からマイナス方向に戻す。鮮やかな連携で崩し、MF町田也真人のラストパスを受けた野村がシュートを放ったが、GKチョン・ソンリョンが右手一本で防ぐビッグセーブを見せた。
大分に攻め込まれる川崎Fは守備時は4-2-3-1にして押し返そうとしたが、アクシデントに見舞われる。前半34分、中盤でボールを奪取し、センターサークル脇からMF町田也真人が浮き球を供給すると、野村がペナルティエリア内に侵入。ここで谷口が野村に手を出して倒してしまうと、決定的得点機会の阻止とされ、谷口にはレッドカードが提示された。
累積警告でDFジェジエウも欠く中で守備の要を失い、残り時間を10人で戦うことになった川崎F。対する大分は野村が自らキッカーを務めると、右足でゴール左隅に突き刺し、先制に成功。1-0で前半を折り返した。
川崎Fはハーフタイム明けにMF三笘薫とMF田中碧を投入。次々に交代カードを切ったが、1人少ない状況では最後までゴールをこじ開けられず、0-1で敗戦。今季3敗目で勝ち点は72のままだが、あす22日の浦和戦でG大阪が引き分け以下となった場合、川崎Fの優勝が確定する。
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