Thursday, November 26, 2020

【免疫力を高める絶対食】1日1個は食べたい健康食材の代表格「卵」 - @DIME

新型コロナウイルス感染症など、あらゆる病気に負けないための「免疫力」は、日々の食事を改善することで大幅に高められるという。「すべてはいつ、何をどう食べるか」と助言するのは、著書『世界最新の医療データが示す最強の食事術 ハーバードの栄養学に学ぶ究極の「健康資産」の作り方』が話題の満尾正医師だ。

コロナ禍の今、どんな人でも積極的に食べたほうがいい「絶対食」と、食事のパフォーマンスを高める「カラダが喜ぶ食べ方」があるという。それら「最強の食事術」について、満尾医師が解説する。

 卵には、ヒトのタンパク質を構成する約20種類のアミノ酸がほぼ完璧なバランスで含まれています。また、たくさんのビタミンやミネラルも有しています。中でも、レシチンという脂質は細胞膜をつくるために欠かせません。卵は、毎日1個は食べたい素晴らしい健康食材です。

 ところが、中高年の女性を中心に、卵を避けているという方が多いようです。これは「卵がコレステロール値を上げる」という都市伝説が幅をきかせているからです。卵がコレステロール値を上げるという考え方は、ロシアの学者がウサギに卵を与えたらコレステロール値が上がり動脈硬化が進行したと報告したことに端を発しています。この研究のおかしなところは、ウサギが食べることのない卵を食べさせていることです。

 まず、ウサギは草食動物であり、そもそも動物性食品を与えれば特異な結果が出るのは不思議でなく、それを人間にあてはめることはできません。実際には、卵はコレステロール値を上げません。むしろ下げるくらいです。私の知人のアメリカ人医師は、毎日複数個の卵を2週間食べ続けたらコレステロール値が下がったと言っています。

 次に、コレステロールはほとんど(85%)が肝臓でつくられており、食べ物にさほど影響されません。さらに言うと、そもそもコレステロール値が高いことを心配する必要がありません。コレステロールはビタミンDやホルモンの材料となり、健康を維持する上で重要な働きをしています。「コレステロール値は低く抑えたほうがいい」ということ自体、あまりにも古い幻想なのです。これについては著書のほうで詳しく説明しています。

 なお、卵を食べる時は、オムレツや卵焼きよりも、黄身を加熱しすぎない半熟卵のほうが消化・吸収がいいのでおすすめです。温泉卵もいいでしょう。

◾️関連情報

世界最新の医療データが示す最強の食事術 ハーバードの栄養学に学ぶ「究極の健康資産」の作り方

文/満尾正(みつお・ただし)

米国先端医療学会理事、医学博士。1957年横浜生まれ。北海道大学医学部卒業後、内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療の現場などに従事。ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、日本で初めてのアンチエイジング専門病院「満尾クリニック」を開設。米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師。著書に『世界最新の医療データが示す最強の食事術 ハーバードの栄養学に学ぶ「究極の健康資産」の作り方』(小学館)など。

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