豪快にかき込めて体と財布に優しく何よりうまい。読者の皆さんが今、「一番食べてみたい」一杯はどれだ!
いよいよ冷たい風が吹いてきた日本列島。きたる冬に備えて英気を養いたい、そんな動物的本能が働くこの季節にオススメなのが、手早く食べられて、栄養満点、かつリーズナブルな丼グルメだ。そこで今回、本誌は北は北海道から南は沖縄まで、全国47都道府県のご当地丼を取材し、食べると健康&長寿になれる「激うま丼」を厳選。スタミナ増強、免疫力アップまでできちゃう、おいしい“最強DON”に迫った!
まずは宮城県の「くじらユッケ丼」から。石巻市はかつて捕鯨基地として栄えた“くじらのまち”。その食文化は今も健在だ。
「クジラ肉のバレニンには疲労回復効果があり、精をつけるにはピッタリ。さらに赤身肉と卵を合わせて食べるユッケ丼は、良質なタンパク質をたくさん摂取できるので、理想的なスタミナ食と言えるでしょう」と解説するのは、数多くの健康サプリメント開発にも携わっている、管理栄養士の大山加奈恵氏だ。
続いては山形県の「なめこ丼」。山の幸にも下半身に効く食材があると、大山氏は解説する。
「ナメコのネバネバ成分の素であるムチンは、体の免疫を強くして活力を高めてくれます。さらに血中コレステロールを下げる働きがあるので、精力減退の大きな要因である生活習慣病の予防にもなるんです」
粘り強い下半身を保つためには、ネバネバ食材が必須なのだ。ちなみに、ムチンは納豆、オクラ、長芋などにも含まれている。
対して、東京都の「深川めし」を推すのは、全国のご当地グルメを知り尽くしている、B級グルメライターの田沢竜次氏。
「深川めしはかつて、肉体労働をしていた江戸っ子たちのためのパワーフードでした。私は、白米の上に甘辛く煮たアサリをどっさりと盛った“ぶっかけ”を食べますが、アサリの滋養をふんだんに味わえる、まさに活力満点な一杯ですよ」
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November 22, 2020 at 09:30AM
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スタミナ増強、免疫力アップ「食べると健康&長寿になる!」激うま丼決定戦 - 日刊大衆
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