Saturday, November 21, 2020

新谷仁美熱弁「結果以上のものを」選手の在り方とは - ニッカンスポーツ

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レースを前に意気込みを語る新谷仁美(代表撮影)
レースを前に意気込みを語る新谷仁美(代表撮影)
  • レース前日の記者会見で記念撮影に臨む、前列左から前田穂南、鈴木亜由子、一山麻緒、後列左から新谷仁美、松田瑞生(代表撮影)

全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の前日会見が21日、オンラインで行われ、ハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美(32=積水化学)は、「8年ぶりにこの場に戻ってきた。うれしい気持ちと楽しみな気持ち」と話した。

5000メートルと1万メートルですでに東京五輪参加標準記録を突破している。コロナ禍において、「アスリートの在り方や国民の皆さんがアスリートに向けている視線」について熟考を重ねたという。「選手が何かやりたいというだけでは、ただのわがまま。東京五輪は国民の皆さんと一緒の気持ちになって、初めて成立するもの。ただ走る姿を見せるだけでなく、結果以上のものを見せなくては」と熱弁した。

今年から積水化学に加入。10月のプリンセス駅伝では従来の区間記録を1分以上も更新する快走で、優勝に導いた。選手層の厚いチームは、クイーンズ駅伝でも優勝を狙える戦力が整っている。そうしたなかでエース区間の3区を任され、「完璧主義者なので、全部のタイトルを取って帰りたい」。力強く宣言した。

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