
国内
海の恵みを守るため、消費者がとれるおいしいアクションに迫った。
食べるだけでSDGs(持続可能な開発目標)。
そんなレストランが期間限定でオープンした。
神奈川・逗子市に11日から13日までオープンするレストラン「UMI」。
メニューは、シュリンプカレーやマグロのちらしずしなど、一見、普通の料理に見えるが、料理に使われているマグロやサーモン、タイ、エビなどには、ある共通点がある。
実は使われているのは、その多くが「ブルーシーフード」とよばれる資源が豊富な海産物。
カツオやマサバ、ホタテなど、現在およそ50種類がブルーシーフードに指定されている。
近年、乱獲や地球温暖化などが原因で、水産資源の減少が問題に。
水産庁によると、資源量の豊富な魚種は、全体の25%ほどにすぎないという。
資源量が多く、持続可能な魚介類を優先的に消費することで、水産資源の回復が期待されている。
来店した客は、「農薬とかそういうものは意識しているが、資源がどうというのはあんまり意識していなくて」、「これがどんな資源なのかは全然気にしないで食べていた」などと話した。
こうした取り組みは現在、飲食店やホテルだけでなく、大学や大手企業など、業種や地域を越えて広がっているものの、世界と比べると大きく遅れているという。
セイラーズフォーザシー・井植美奈子さん「ブルーシーフードでないと食べてはいけないということではなくて、魚を選ぶ時は、新鮮であるとか旬であるとか、いろんな選択肢の項目があると思うが、ブルーシーフードガイドも1つの選択肢の中に入れてもらえれば」
からの記事と詳細 ( ブルーシーフードで水産資源を守る 「食べるだけでSDGs」 - FNNプライムオンライン )
https://www.fnn.jp/articles/-/222917
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