Saturday, July 17, 2021

カボチャのポタージュ…食べる日焼け止め食材 - 読売新聞

makanresto.blogspot.com

 こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。

 今月は、“食べる日焼け止め食材で、体の内から紫外線対策”レシピをご紹介しています。

 今回の日焼け止め食材は「カボチャ」

 カボチャは、抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンC、ビタミンEがバランスよく含まれています。ビタミンEは、ビタミンCとともにとることで相乗効果があり、強い抗酸化作用がはたらくといわれています。βカロテンは皮に多く含まれているため、今回のポタージュように皮ごと食べるのがおすすめです。またβカロテンとビタミンEは油と一緒にとることで体内への吸収率が高まるため、より効果を高めるためには、ポタージュにバターやオリーブ油などの油を加えるとよいでしょう。

 シナモンにも抗酸化作用があり、体を温める作用があるといわれています。シナモンは、アレルギーがない限り、赤ちゃんから使用できるものとされていますが、あえて与える必要のないものです。シナモンを加える前に離乳食分を取りおくのであれば問題なく使用できます。ただ、妊婦が食べないほうがよい食べ物には挙げられていますので、心配な方は医師に相談の上、使用してくださいね。

 温かくても冷やしてもおいしくいただけますよ。

[作り方]

(1) カボチャは皮ごと薄切り、タマネギも薄切りにする。

(2) 鍋にカボチャ→タマネギの順に重ね、塩を振り、昆布水を加えて火にかける。沸騰したら蓋をして弱火で7~8分加熱する。

(3) 火を止めて、ハンドミキサーなどで滑らかになるまでよく 撹拌(かくはん) する。

(4) 再度火にかけ、無調整豆乳、シナモンを加え、混ぜ合わせて出来上がり。味をみて塩・コショウで味を調える。

※カボチャの黄色を色よく仕上げたい場合は、皮を取り除いてください。その場合、カボチャの使用量を増やしましょう。

※豆乳を加えたら温める程度に! 沸騰させないように注意しましょう。たんぱく質が凝固・分離してしまい、食感が悪くなります。豆乳の量は、お好みの濃さになるように調節してください。

(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)

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