こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。
先月に引き続き、“食べる日焼け止め食材で体の内から紫外線対策”レシピをご紹介しています。
今回の食べる日焼け止め食材は「サツマイモ」
サツマイモが!? と驚かれる方が多いかもしれませんね。サツマイモには、抗酸化作用のあるβカロテン(黄肉色のサツマイモ)、ビタミンC、ポリフェノールが含まれています。ビタミンCは熱に弱いですが、サツマイモなどのイモ類に含まれているビタミンCは熱に強く、加熱しても壊れにくい特徴があります。小さなお子さんにとっては、ビタミンCの供給源として最適な食材なのです。ポリフェノール(アントシアニン)は、紫色の皮に多く含まれているので、サツマイモは皮ごと食べるのがおすすめです。消化の負担を考えると離乳食期には避けておくと安心ですが、お子さんの食べ方に合わせて皮付きで食べてみてくださいね。
牛肉には良質なたんぱく質、ビタミンB群、鉄や亜鉛などのミネラルが多く含まれています。鉄や亜鉛はビタミンCと一緒にとると、体内への吸収率が高まるため、サツマイモとの相性もぴったりですよ。
[作り方]
(1) サツマイモは皮付きのまま、1~2cm幅の輪切りもしくは半月切りにする。10分ほど水にさらす。
(2) フライパンに(1)を並べ火にかける。フライパンが温まったら蓋をして弱火で5分加熱する。
(3) サツマイモを加熱する間に、ビニール袋に牛ひき肉、(A)の調味料を入れ、混ぜ合わせる。このとき、力を入れて 揉 まないようにする。
(4) (2)に、(3)と昆布水を加えて煮ていきます。蓋をして弱火で3分加熱する。
(5) 火を強め、水分が飛ぶようにいため合わせて出来上がり。
※サツマイモはカボチャに替えてもOK。食べる日焼け止め食材ではないですが、ジャガイモや他のイモ類でもおいしく作れます。
※牛ひき肉は豚や鶏のひき肉に替えてもOK。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
からの記事と詳細 ( サツマイモの牛そぼろ煮…食べる日焼け止め食材 - 読売新聞 )
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