岐阜市の画家飯沼由貴さん(32)の個展「more」が同市明徳町のアートギャラリー水無月で開かれている。物を食べる動物を通して、本能のままに生きるさまを描き出す油絵約20点が並ぶ。16日まで。
飯沼さんは加納高校、愛知県立芸術大で絵画を学び、動物をモチーフにした作品を県内や東京で発表している。同ギャラリーでは4年ぶりの個展。
クマやウサギが木の実を食べる、2匹の猫が魚を取り合うなどの光景を、目力が印象的な独特のタッチで描く。飯沼さんは、特にリスの口の中いっぱいに餌を頬張る姿が「欲望がむき出しで面白みを感じる」とほほ笑む。食べることは生きること、と実感した自身の出来事も元にあるといい「もっと自分がこうありたい、という思いも作品に加わった」と話している。
からの記事と詳細 ( 欲望むき出し「食べる動物」本能の魅力 岐阜市の画家・飯沼由貴さんが油絵展示 - 岐阜新聞 )
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